コルツキングダム 〜NFLコルツファンブログ〜

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2020 W17 コルツ vs ジャガーズ レビュー

コルツ 28- 14 ジャガーズ でコルツ勝利!!

コルツは第7シードでプレイオフ進出決定!🎉

いやー、何とか勝利し、プレイオフ進出を決定させました!。正直相手は1勝の最下位チームですから、最初は余裕で勝てると思ってました。ただ、その1勝をジャガーズに献上したのは、何を隠そう我がコルツだったので、一抹の不安はありました。まさかそれが的中することになろうとは…笑。

試合が始まり前半はオフェンス、ディフェンスともにいい感じで進めており、正直安心して試合を見ていられました。とはいえ、先週のPIT戦では後半から大逆転されたので、一抹の嫌な予感はしていました。

それが後半になってからその予感が的中。嫌な流れになってしまい、オフェンスは得点できず、ディフェンスはパスでホイホイやられ、気付けば1ポゼッション差に。そんな状態で何とかディフェンスが踏ん張り始めたものの、オフェンスは相変わらず得点できず、試合は膠着。後半は前半と打って変わり、かなりドキドキしながら見てました。そんな中で、ついにTaylorの45yd独走タッチダウン!!!いやー痺れましたね。2ptコンバージョンも決め、2ポゼッション差に!。モメンタムも一気に掴み、そのまま試合を終了させました。

何はともあれ、勝利できてよかったです。

 

総評

今回の試合で良かったことは、勝てたこととTaylorがシーズン1000ydランを記録したこと。それ以外は良かったこと無しで課題が山積みです。正直1勝、しかも2大エース抜き、QB控えの相手にギリギリの試合だったのはモヤモヤポイントです。プレーオフに進出するチームであれば、これだけ戦力差のある相手には圧勝して欲しかったなと思います。

とはいえ、直近の2試合を通じて現状のコルツの課題が明確になりました。それはパスオフェンスとパスカバーです。後半ガラッと崩れてしまうのも、相手にアジャストされ、こうした弱点を徹底的に狙われているからだと思います。そうなると、選手の能力だけでなく、コーチ陣にも問題があることになりますので、プレーオフまでに選手•コーチ陣それぞれできる限りの修正をして欲しいなと思います。

 

スタッツ

Jaguars vs. Colts - Box Score - January 3, 2021 - ESPN

 

OFFENSE

RUN

IND Rushing: 37CAR / 273YDS / AVG 7.4 / 2TD 

特に問題なし。ランオフェンスは安定感がありますね。全体的にOLも相手のFrontを押し込めていました。要所で止められたりもしましたが、パスの脅威が無いので読まれやすく、致し方ないかなと思っています。

 

Taylor

30CAR / 253YDS / AVG 8.4 / 2TD / LONG 56

コルツのランは実質的にTaylorのマンパワーによって支えられていると言っても過言ではないでしょう。また、この試合の勝利を決定づけたのもTaylorの45yd独走タッチダウンであり、まさにTaylor様様。コルツオフェンスのエースです。この試合でTaylorはシーズン1000ydランを達成㊗️

Taylorのすごいところは実力もありますが、その丈夫さも忘れてはいけません。これだけ過労気味でも大きな怪我一つなくコンスタントに出場してくれるのはとてもありがたいです。

 

PASS

IND Passing : C/ATT 17/27 / 164YDS / AVG 6.1  

/ 1TD / 1INT / 0 SACKS / 1 QB HITS

パッとしないですね…。

 

Rivers

スタッツは上記の通り。

まずは何よりも1INT。プレビューでINTだけは絶対アカンと書いたのですが…。結局絶対アカンのINTされて試合出す価値無しまで降格してしまいました…。ちなみにこのINTは、もっと奥に投げ込めていればTDになってた可能性もありますが、スローミスなのか年齢で肩が弱くなったのか、いずれにせよパサーの問題によるINTなのは間違いないです。また、パス成功率も、もう少し欲しいなというのが率直な印象です。特にショート•ミドルのスローミスや、ターゲットの判断ミスがちらほら目立ったので、そこは修正して欲しいですね。

 

パスプロ

被サック0、QB Hit 1。十分合格点と言えるでしょう。特に、控えすぎでよく分からんLT 65 Veldheerが何とか頑張ってましたね。今までの控えの中なら一番良かったんじゃないんですかね。まあこれは来週以降見てみないとですね。

 

WR

T.Y.Hilton : 7TGTS / 3REC / 27YDS / AVG 9.0 / 1TD

/ LONG 15

今回の試合もTYにだいぶ助けられました。1TDに2ptコンバージョンでのキャッチと貢献。TGT数の割にREC数が少ないのはRiversのスローミスや判断ミスによるものです。

Z.Pascal : 4TGTS / 2REC / 41YDS / AVG 20.5 / 0TD / LONG 25

PascalはREC数こそ少ないですが、ビッグゲインのキャッチで存在感を示しました。ただ、Pascalはキャッチミスが多いというか、「今の取って欲しいなー」という場面が多いので、もう少し頑張って欲しいところです。とはいえ、Pascalはフリーになっていることも多いので、フリーのターゲットをしっかり見つけられるQBになればもっと活躍出来るのではないかと思います。

M.Pittman Jr : 2TGTS / 2REC / 28YDS / AVG 14.0

/ 0TD / LONG 15

こちらもREC数は少ないですが、どちらもフレッシュ獲得しており、貢献度はそこそこ高いです。とはいえ、本来はもっと縦で勝負して欲しかったんですけどね…。Riversが長いパス投げていないというのもあるので、来年に期待するとします笑。

 

DEFENSE

RUN DEFENSE

JAX Rushing : 17CAR / 53YDS / AVG 3.1 / 0TD 

上出来と言えるでしょう。コルツのDL•LBは個の能力の高い選手が集まっており、Frontユニット全体としてのレベルも高いので、ランディフェンスはめっぽう強いです。

 

PASS DEFENSE

JAX passing : C/ATT 26/42 / 230YDS / AVG 6.2

/ 2TD / 0INT / 6 SACKS / 11 QB HITS

一方で問題があるのはパスディフェンス。スタッツを見れば分かりますが、パスラッシュは結構かかっています。コルツのDLたちはパスラッシュの面でもそこそこ優秀と言えるでしょう。

問題なのはパスカバーです。正直INDのCBの個の力不足は否めません。Rhodesはまだいいのですが、CarrieとYa-sin(今回は欠場)が特に狙われているなという印象です。また、ミドルセンターのゾーンも弱く、狙われているなという印象でした。

ただ、パスカバーに関して言えば、選手の能力の問題だけではなく、DCの戦略面の問題も大きいのかなと思います。具体的には、もっとパスシチュエーションで積極的にブリッツを入れていくべきだと思います。この試合に限らずですが、現状だと4menラッシュでプレッシャーがかかりきらず、相手QBにターゲットがフリーになるまで待ってから投げられ、フレッシュされるというパターンでやられていることが多いなと感じています。特に現状のコルツのDBはカバーが甘く、すぐにWRに振り切られ、ホイホイパスを通されています。であれば、ブリッツをもっと増やしてサックやミススローを狙ったり、投げられても、ある程度投げさせるところを絞って即タックルを狙った方が良いのではないかと、個人的には考えています。何にせよ、大きな改善は期待できませんが、パスカバーは今よりもマシになってくれることを切に願います。

 

まとめ

正直今回の試合は課題やモヤモヤの残る試合でした。ただ、何はともあれ勝ちは勝ちです。やはり勝ってプレーオフに進出できたというのは、大きな価値があったと思います。プレーオフ1回戦の相手はBUF。今までの相手の中で最も手強いと言っても過言ではありません。そんな相手にどんな試合をしてくれるのか楽しみです。BUFのプレビューはまた後日。

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今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!ではまた!

 

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