コルツキングダム 〜NFLコルツファンブログ〜

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2022シーズン順位予想 AFC北地区

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今回はAFC北地区の予想です。

 

1位 ベンガルズ

2位 レイブンズ 

3位 スティーラーズ

4位 ブラウンズ

 

この地区は毎年戦力が拮抗しており、予想が難しいです。が、今年はベンガルズとレイブンズとのタイトル争いになるのではないか思います。

そんな中で1位に予想したのはベンガルズ。昨年のHAFCチャンピオンです。やはりBurrowとChaseのホットラインは超強力。不安のあったOL陣も整備が進んでおり、今季も地区優勝最有力かなと思います。

2位予想はレイブンズ。昨年は主力の怪我が相次ぎ奮いませんでしたが、主力が健在であれば戦力も揃った強力なチーム。強力ディフェンス陣で相手オフェンスを抑えつつ、Lamar Jacksonを中心としたランでジワジワ攻めていく戦法で、格下相手には勝ち星を重ねていくでしょう。ただ、その分ハイスコアゲームになってしまうと分が悪く、ベンガルズとの直接対決では不利かなと思うので、2位予想です。

3位予想はスティーラーズ。Big Benの抜けた穴は大きいですが、チームの戦力はそれなりに揃っています。そこそこの成績でシーズンを終えるのではないでしょうか。

4位予想はブラウンズ。スターQB Watsonを獲得しましたが、シーズンの半分ほど出場停止という結果に。こちらもチームの戦力はそれなりに揃っていると思いますが、色々チームがごたつくと思いますので、この順位です。

 

今回は以上です。次回はNFC東地区の予想です。

ありがとうございました。

 

2022シーズン順位予想 AFC南地区

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今回はAFC 南地区の予想です。

 

1位 コルツ

2位 タイタンズ

3位 ジャガーズ

4位 テキサンズ

 

巷ではリーグ最弱とも言われるこのAFC南地区ですが、今シーズンも2強2弱体制で、コルツとタイタンズでのタイトル争いの様相となるかなと思います。

そんな中で1位予想はコルツ。贔屓目な予想ではありますが、今年の地区優勝はコルツかなと。昨年に引き続き、今季もコルツとタイタンズの戦力はほぼ拮抗しています。そんな中で、コルツは課題であったパスラッシャーとCBで、それぞれNgakoueとGilmoreというビッグネームを今オフで獲得。こうした動きによって、昨年と比べて戦力的にはアップグレードが見られます。一方でタイタンズはエースWR A.J.Brownの流失、パスラッシャーHarold Landryの離脱等、戦力ダウンがみられます。こうした点から、コルツを1位予想としました。とはいえ、懸念もあります。何より新QB Ryanの出来が最重要ファクターといえるでしょう。Ryanは実績•経験共に申し分ない素晴らしいQBですが、年齢からかやはり近年は低迷気味。試合を壊さない安定したプレーは見せてくれると思いますが、プラスアルファでどこまでやれるかがポイントとなるでしょう。コルツにはTaylorという絶対的エースRBがいることを考えれば、Ryanが中の上くらいのプレーをしてくれれば十分勝ち目はあるかと思います。もう一つの懸念は昨年からメンバーの大きく変わったOL陣。個人的には皆が思っているほどコルツのOL陣はもう強くないと感じていますが、こちらもシーズンが始まるまで未知数です。といはえ、長らく地区優勝していないチームですので、そろそろ地区優勝したい!という願望も込めて、1位予想コルツにしました。

2位予想はタイタンズ。戦力的にはコルツとほぼ拮抗しており、どちらが地区優勝でもおかしくはありません。ただ、前述した通り、エース級の選手の流失•離脱で戦力ダウンしている分だけコルツの方が若干有利かなと。また、チームの主軸は言わずもがなRB Henryですが、昨年怪我で途中離脱したこともあり、耐久面には不安も残ります。とはいえ、昨年Henryに頼らずとも勝てるだけの高いチーム力を有していることは証明済み。特にタレント揃いの強力なディフェンス陣は今季も健在です。オフェンスもWR Robert WoodsやTE Ausin Fooperら着実な補強を行なっており、次期A.J.Brownとも目されるルーキーWR Treylon Burksの上振れも含めれば、やはり強力なチームとなることは間違いありません。

3位予想はジャガーズ。2年目QB Lawrenceの飛躍に期待。正直テキサンズと迷いました。しかし、2年連続の全体1位指名他、高順位指名を使ってのドラフト補強に加え、今オフは積極的に補強に動いており、流石にテキサンズよりは上かなと。それにジャガーズは対コルツ特攻という特殊能力持ちですし笑。戦力的には決して侮れないチームですが、いきなり10勝レベルまで伸びることはないかなと思うので、この順位です。

4位予想はテキサンズ。大方の予想通り、戦力的には全く足りていないと思います。ただ、足りていなさすぎて逆に全くの未知数であり、不気味な存在です。

 

今回は以上です。次回はAFC北地区です。

ありがとうございました。

2022シーズン順位予想 AFC西地区

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今回は、AFC西地区の予想です。QB WilsonのDEN加入や、Khalil MackのLAC加入などビッグネームの参入で、再激戦地区となることが予想されます。正直どこが地区優勝してもおかしくないくらい戦力が拮抗しており、予想も難しかったです。

 

1位 チーフス

2位 ブロンコス

3位 チャージャーズ

4位 レイダース

 

1位予想はチーフス。やはりチーフスは強いかなと。たしかにエースWR Hillが抜けた穴は大きいですが、それでもまだTE Kelceという圧倒的なターゲットは健在です。そして何よりMahomes。チームとしては懸念点も少なくないですが、彼の勝負強さで今年も地区優勝はチーフスかなと思います。

2位予想はブロンコス。今季Russell Wilsonの加入で話題となりましたが、チームも一気に上向くのではないかと思います。オフェンスはWR SuttonやRB Javonte Williamsといった有望な若手が揃っており、そこにベテランでエースQB Wilsonが加わることで、一気に飛躍するのではないかなと。また、ディフェンスでもDB陣に戦力が揃っており、この激戦区の西地区でも戦い抜けるチーム力は十分にあるかなと思います。シーズンが楽しみであり、個人的にイチオシしたいチームでもあります。

3位予想はチャージャーズ。同地区の他のチームが強すぎるため泣く泣くこの順位に。他の地区であれば地区優勝は固い。それほどチャージャーズもレベルの高いチーム。オフェンスはQB Herbertを中心に、RB Akler、WR Allen&Williamsのデュオ、さらにOL陣にもLinsley、Slaterらと隙なくタレントが揃っています。またディフェンスにも今季EdgeのKhalil MackやCB J.C. Jacksonらを加え、昨年よりもさらにグレードアップ。総じてリーグでもトップクラスのロースターだと思います。ではなぜこの順位にしたのかというと、上記2チームに比べて上振れ要素が少ないかなと感じたから。その点で上記2チームとの直接対決では分が悪く、この順位かなと思います。しかし、大事なことなので繰り返しますが、決して弱い訳ではありません。むしろチーム力でいえばリーグトップクラスであり、他地区であれば間違いなく地区優勝です。ただ、この地区なのでこの順位です。

4位予想はレイダース。レイダースも決して弱いチームではないです。特に元GBのエースWR Davante Adamsの加入は大きいです。しかしながら、チーム全体の戦力で見ると、どうしても上記3チームと比べで見劣りしてしまうかなと。なのでこの順位にしました。

 

今回はここまでです。次回はAFC南地区の予想です。

ありがとうございました!

 

2022シーズン順位予想 AFC東地区

今回も独断と偏見だらけの2022シーズン順位予想をしていきたいと思います。

 

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まずはAFC東地区地区から。

 

1位 ビルズ

2位 ペイトリオッツ

3位 ドルフィンズ

4位 ジェッツ

 

1位予想はビルズ。今年のSB制覇の大本命との呼び声も高いチームです。オフェンス、ディフェンス共に隙なく戦力が揃っています。この地区内ではビルズが頭一つ抜けており、地区優勝は固いかなと。ビルズを率いるQB Josh Allenは実力と熱血さを兼ね備えたアツいQB。ただ、毎年すんでのところで勝負強さに欠いてしまっている印象です。今年こそ勝負強さを見せられるかが、ビルズのカギとなるかなと思います。

 

2位予想はペイトリオッツ。名将Belichickの率いるチームですから、負け越す予想が出来ません。ただ、いかんせんこの地区はビルズが強いですから、この順位かなと思います。

 

3位予想はドルフィンズ。このチームもWR Hillはじめ、戦力はかなり整ってきているなと感じます。ただ、QB Tuaがどこまでやれるのかという点が最も重要なファクターとなるかなと思います。もちろんシーズン中に大化けする可能性もありますが、これまでのTuaのプレーを見てきた中で判断するとこの順位かなと思います。

 

4位予想はジェッツ。こちらも戦力は整いつつありますが、やはりまだまだ再建途中かなと。また、QB Wilsonの実力に関してもまだまだ未知数な部分も多いかなと。そういったことからこの順位にしました。

 

今回はここまでです。次回はAFC西地区の予想をしていきます。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

2022 コルツ ロースター分析とシーズンの展望

シーズン開幕も間近に控えた今回は、コルツのロースター分析とシーズンへの展望について取り上げたいと思います。

 

ロースター分析

まずはロースター分析から。

※ 今回取り上げるのはロースター発表時のものではなく、最新のものです。

※ 太字は予想スターター

QB(3)

Matt Ryan、Nick Foles、Sam Ehlinger

毎年QBが変わっていますが、今年はMatt Ryan。安定感があり、試合を壊すようなことはないと思いますが、プラスアルファでどこまでパスオフェンスを引っ張っていけるか注目です。TBのBrady、LARのStaffordに続き、Ryanにも新天地でのリング獲得を成し遂げてほしいです。

控えはこれまたベテランNick Foles。HC Reichの盟友ともいえるでしょう。ただ、プレシーズンを見た限りでは、衰えの兆しが。ただこれまでのバックアップとしての経験の深さは間違いなく彼の強みでしょう。

サプライズとなったのが3番手の若手Ehlingerのロースター入り。プレシーズンでは光るプレーを見せてくれました。RSでも彼のプレーを見てみたかったのですが、ひとまず控えへ昇格することが彼の当面の目標となるでしょう。

 

RB(3)

Jonathan Taylor、Nyhime Hines、Dion Jackson

今シーズンも基本はTaylor、HinesのDuo体制となるでしょう。今シーズンのオフェンスも結局はTaylor頼みとなるでしょう。多くは語りません。彼ならやってくれるでしょう笑。Taylorには2年連続のリーディングラッシャーを目指してほしいです。

Hinesも単なる控えRBではなく、ウェポンとしてオフェンスには欠かせない選手です。特にQB Ryanはチェックダウンに投げることも多いので、昨年のATLのCordarrelle PattersonのようにRyanのお気に入りのターゲットとなるでしょう。Hinesが今シーズンはどのように起用されるのか楽しみです。

3番手はDion Jackson。Lindseyらライバルとのポジション争いに勝利し、3番手をつかみ取りました。まだまだ2年目ですし、成長が楽しみな選手です。

 

WR(6)

Michael Pittman Jr.Parris CampbellAlec Pierce、Ashton Dulin、Mike Strachan、Dezmon Patmon。

スターターはおそらくX Pierce、Z ピト、Slot Campbellの布陣。ピトはあの図体のわりにスクリーンで走ったりクロスルート走ったりと意外と器用なタイプですし、他方Pierceはカレッジ時代から基本的に相手CBと1on1で勝負するプレースタイルでしたので、この布陣は割と妥当かなと。ピトはエースWRへ成長してくれましたが、その下の2番手が育っていないのがこのユニットの大問題。誰でもよいので2番手出てきてほしい笑。また毎年の懸念がCampbell。実力はあるといわれていますが、毎年怪我でほとんどシーズンに出場できていません。しかし、現状のWRユニットは身長のデカい脳筋タイプのWRばかりなので、Campbellのようなルートランナー系のWRは貴重な存在です。そのため、今年こそヘルシーに出場して、活躍を見せてほしいです。

控えは昨シーズンから頭角を見せていたDulin、毎年プレシーズンで無双するStrachan、そして今季のプレシーズンでアピールしたPatmon。とにかく誰でも良いので活躍してほしい笑。

 

TE(3)

Mo Alie-Cox、Jelani Woods、Kylen Granson

正直なところ、Doyle引退により戦力ダウンしている感が否めません。やはり万能型TEとしてブロッキングからレシービングまで1人でこなしていたDoyleの抜けた穴は大きいです。

近年のTEユニットは、パスにおいて全く存在感がなかった点が問題だったので、そろそろパスレシーブでインパクトのあるTEが出てきて欲しいです。その点、今年のキャンプで高評価だった6巡指名のルーキーOgletreeがアキレス腱断裂でシーズンエンドしてしまったのは悔やまれます。現有戦力で言えば、毎年プチブレイクすることに定評のあるAlie-Coxは、Doyle引退でTE1へと昇格したので、いよいよ本格的にブレイクしてもらわないと困ります。今ドラフト3巡指名のルーキーWoodsと2年目Gransonに関しても、プレシーズンではまだまだ大きなインパクトは残せていません。ただ、Woodsは6-6と圧倒的な体格でレッドゾーンでのターゲットとしての活躍が見込めます。なので、個人的にはワンチャンブレイクあるかなと淡い期待を抱いています笑。(Likely、Ruckertら他の中位指名ルーキーTEたちは皆活躍してるので、Woodsも活躍してもらわないと困る笑。)そういった意味ではレシービングに関してはRSでサプライズ上振れ要素はあるかなと。

個人的により懸念している点はブロッキング能力です。INDが昨季ランで大きなゲインをできていた要因の一つとして、Doyle、Alie-Coxの2人のTEが優秀なランブロッカーであったことが挙げられます。その点、現ユニットにおいては、Woods、Gransonはランブロック能力にまだまだ課題があり、信用できるランブロッカーはAlie-Coxのみです。INDは2TEの隊形を使うことも多いので、もう1人まともなランブロッカーが欲しいところ。ブロッカー不足で頼みのTaylorのランまで弱体化してしまうのはかなりの問題です。TEたちのランブロック能力は要改善です。

 

OL(10)

Ryan Kelly、Quenton Nelson、Danny Pinter、Matt Pryor、Braden Smith、Will Fries、Bernhard Raimann、Wesley French、Luke Tenuta、Dennis Kelly

スターターはLT Pryor、LG Q、C Kelly、RG Pinter、RT Smithの布陣。昨年までとは布陣が割と変わっています。特に今季からRGのスターターとなったPinterは要注目です。LTのスターターはPryorとなっていますが、今年のルーキーRaimannと競争となるでしょう。またRGについても控えFriesが良いプレーを見せていたので、こちらも競争となる可能性もあります。

OLユニットに関しては、メンバーの入れ替え、また昨季のKellyの不調?などもあり、個人的には皆が思っているほど現INDのOL陣は強くないと思っています。なので、OLの出来はシーズンが始まってみないと分からないというのが正直なところです。

 

DT(4)

Deforst Buckner、Grover StewartEric Johnson、Byron Cowart、

DT Buckner、NT Stewartの安定のコンビ。Bucknerの影に隠れていますが、NT Stewartもかなり優秀な選手です。

一方で、控えの層は薄いので、若干不安があります。

 

DE(6)

Yannick NgakoueKwity Paye、Tyquan Lewis、Dayo Odeyingbo、Ifeadi Odenigbo、Ben Banogu

昨年まではまともにパスラッシュをかけられない弱小ユニットでしたが、ビッグネームNgakoueの加入に期待がかかります。スターターはおそらくLEO Ngakoue、逆サイドDE Payeの布陣。2年目Payeもさらなる成長に期待したいです。

正直控えだとまともにパスラッシュかけられそうな人材がいなさそうなので、こちらも層の薄さが若干気になります。

 

LB

Shaquille Leonard、Bobby Okereke、Zaire Franklin、E.J. Speed、Grant Stuard、, JoJo Domann

安定のユニット。今季はMLB Leonard、WLB Okereke、SAM Franklinの布陣。

LeonardはDariusからミドルネームのShaquilleへ改名し心機一転。名前が変わっても引き続きインパクトある活躍を続けてほしいです。また、近年は怪我を持ちながらプレーしていたことも多かったので、今年はヘルシーにプレーしてもらえることも願っています。

コンビを組むのはOkereke。こちらも目立ってはいませんが優秀なLBです。Franklinも昨年安定したプレーをみせ、ポジションをキープです。

 

S(4)

Julian Blackmon、Nick Cross、Rodney Thomas II、Rodney McLeod Jr.

スターターはおそらくFS Blackmom、SS Crossの若手コンビ。Blackmomはインパクトある活躍のできる選手ですが、もともと2highタイプのSなので、1highメインのBradleyディフェンスのもとでどこまで出来るのかは気になるところです。

一方、SS Crossは今ドラフト3巡のルーキーですが、キャンプ、プレシーズンで活きのよさを見せています。特にマンツーマンでのカバー能力には光るものがありそうです。マンツーマンでのカバーが弱い現INDのDB陣で救世主となるのでしょうか。

 

CB(5)

Stephon Gilmore、Kenny Moore Ⅱ、Brandon Facyson、Isaiah Rodgers、Dallis Flowers

こちらも長らく課題のユニットでしたが、エリートCB Gilmoreの加入で一気に戦力アップが期待されます。スターターは両CBがGilmore、Facyson、NCB Mooreの布陣。

Gilmoreはプレシーズンを見た感じ、まだまだ一線級で活躍出来そう。逆サイドFacysonは今季LVから移籍してきた選手ですが、こちらも活きがよく、シーズンでのプレーが楽しみな選手です。両CBに関しては昨年よりもアップグレードとなっているでしょう。NCBに関しては引き続きMoore。ビッグプレーメーカーで昨季初のプロボウラーにも選出されましたが、マンツーマンが絶望的に下手という大きな欠点も持っています。マンツーマンカバーさえさせなければ、INT等のビッグプレーを連発してくれる頼もしい選手です。マンツーマンさえさせなければ。

控えは、下位指名ながら昨季スターターローテに食い込む飛躍をみせた若手Rodgers。戦力として計算できる選手ですので、控えの層もそこそこ厚いです。

 

Specialist(3)

P: Matt Haack、K: Rodrigo Blankenship、LS: Luke Rhodes

Kはメガネ君ことBlankenship。昨季は怪我でシーズン半ばでシーズンエンド。今季は彼にとって結果の求められる勝負の年となるでしょう。

Pは今季は元BUFのHaack。長年INDでPを務めてきたRigoberto Sanchezは怪我でシーズンエンド。そんな折、BUFでMatt Arizaとの争いに敗れたHaackがらうちと契約する運びとなりました。ちょうどスターター経験のあるPがフリーになっていたのはまさに不幸中の幸い。Haackにはミスなく試合を壊さない程度にプレーしてもらえれば。ちなみに、Haack放出のきっかけとなったMatt Arizaはその後どうなったかといえば…笑。

LSはベテランRhodes。特に問題はないでしょう。

 

シーズンの展望

ここからはシーズンの展望を。

 

W1  @ HOU

W2  @ JAX

W3  vs KC

W4  vs TEN

W5  @DEN

W6  vs JAX

W7  @ TEN

W8  vs WAS

W9  @ NE

W10  @ LV

W11  vs PHI

W12  vs PIT

W13  @ DAL

W14  BYE WEEK

W15  @ MIN

W16  vs LAC

W17  @ NYG

W18  vs HOU

 

スケジュールはこんな感じ。まあまあ厳しそうかなと。

まず特筆すべきは、同地区対決がほぼ全てシーズン序盤に固まっていること。昨年のように序盤で地区内直接対決でスイープされると巻き返すのはかなり厳しくなります。この点、INDは毎年スロースタートなので、かなり不安。いい加減スロースタートしてる場合じゃない笑。とにかく今季はW1のHOU戦からフルスロットルで発進してほしいです。

今季はAFC南地区はAFC西地区との対戦スケジュールとなっていますが、この点も非常に厳しい。AFC西地区といえば、超強豪ひしめく魔鏡。この地区相手に勝ち星を稼ぐのはかなり厳しいです。リーグ最弱の弊AFC南地区は蹂躙されるに違いない…。そうなるとプレーオフ進出のためには地区優勝を目指すしか。そうでなくても長らく地区優勝していないので、いい加減そろそろ地区優勝してほしいです。

そのために、言うまでもなく重要になるのが同地区対決。おそらく今年もAFC南地区はIND、TENとJAX、HOUの2強2弱体制となるでしょう。今季も最大のライバルはTEN。しかしながら、同地区の他の2チームも決して侮れません。HOUは実力未知数の不気味なチームです。またJAXとはとにかく相性が悪い。彼らは対INDとなると異常に強くなりますからね笑。もちろん同地区対決が全てではありませんが、やはり同地区対決は重要となるでしょう。

他に注目すべきは、W8のWAS戦ですかね。昨年までうちにいたQB Wentzとの因縁の対決です。

とにかく今季は序盤から全力で!これが今季成功のカギとなるでしょう。

目標は10勝以上で、目指せ地区優勝!

 

今回は以上です。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022 コルツ ドラフトまとめ

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各チームキャンプはすでに始まっており、2022シーズンもおよそ1か月後まで迫ってきました。今回は、とても今更ながら、2022年のコルツのドラフトまとめをしていきたいと思います。

 

指名一覧

まずは、指名選手の一覧から。

 

2-53  WR  Alec Pierce(Cincinnati)

3-73  TE  Jelani Woods(Virginia)

3-77  OT  Bernhard Raimann(Central Michigan)

3-96  S  Nick Cross(Maryland)

5-159  DT  Eric Johnson(Missouri State)

6-192  TE  Andrew Ogletree(Youngstown)

6-216  DT  Curtis Brooks(Cincinnati)

7-239  CB  Rodney Thomas(Yale)

 

総評

今年は1巡指名権のないドラフトでしたが、Ballard得意のトレードダウンで中位の指名権を増やし、数的にも質的にもそれなりのピックができたかなと思います。全体的には、毎年BPA風味の謎の指名に定評のあるBallardでしたが、今年はいつにもましてニーズを埋めにいったピックだったなという印象です。特にWR、TE、OT、Sと指名権が少ない中で中位の選手(活躍できるかはさておき)を指名できたのはグッドです。中位の指名権を有効に使えていた一方、下位では明らかにデプス要員としての指名だと思われます。強いて言えば、下位でOL、特にIOLをデプス要員で指名してもよかったと思います。とはいえ、1巡なかったことも考慮すれば、全体的に良い指名だったのではないでしょうか。

それでは、以下各選手について細かく見ていきます。

 

2-53  WR  Alec Pierce(Cincinnati)

今ドラフト初指名は、WR Pierce。6-3とデカいですが、40yd 4.41とスピードもあります。大学時代、基本的には1on1で縦にぶち抜いて競り合いでキャッチするというプレースタイル。コルツでも1on1で勝負し、一発ディープを狙ったり、RZでのターゲットとしての役割が求められるでしょう。キャンプでもその1on1能力を活かし、プロのCB相手にもぶち抜いたりしているようです。ルーキーイヤーからの活躍に期待です。ちなみに、童顔でイケメン笑。

 

あと、余談ですが、GM Ballardは身長の高いWRが好みのようです。これは、直近の指名からも明らかで

2019  2巡  Parris Campbell  6-0

2020  2巡  MIchael Pittman  6-4

2020  6巡  Dezmon Patmon  6-4

2021  7巡  Mike Strachan  6-5

2022  2巡  Alec Pierce  6-3

と、ほとんどが6-3以上です。その結果、TEも合わせるとパスターゲットたちは脳筋プレイヤーだらけになってしまいました笑。(脳筋チーム嫌いじゃないですけど。)

 

3-73  TE  Jelani Woods(Virginia)

前述したとおり、パスターゲットは脳筋プレイヤーだらけですが、そのなかでも最強の脳筋プレイヤー。身長6-7ととにかくデカい。その割に40yd 4.61とスピードもそれなりにある。INDのTE Alie-Coxとよく比較されますが、パスターゲットとしてはWoodsのほうが素質は上だと思います。パスに関しては、とりあえず適当にハイボール投げておけば誰も止められないでしょう笑。一方で、ランブロックに関してはまだまだ発展途上ですので、当面はランブロックの向上が課題かなと思います。

 

3-77  OT  Bernhard Raimann(Central Michigan)

まずは彼の異色の経歴について。今年25歳と今ドラフトではかなり年齢が高いです。というのも、元はオーストリアに生まれ、交換留学生としてアメリカへ。高校でフットボールをプレーしますが、高校卒業後、母国オーストリアへ戻り6か月間の兵役につきます。そして兵役終了後、再びアメリカへ戻り、Central Michiganでフットボールをプレーしました。大学では、最初の2年間はTEとしてプレーし、その後OTへコンバートしました。

全般的にフットボール経験が浅く、特にOTに関してはおよそ2年ほどしかプレーできていません。しかし、そのわずかな期間の中で中位指名レベルのOTまで成長した適応能力と成長の早さには驚かされます。

身長6-6、体重303pondsと体格は申し分なく、足の素早さもあり全体的に運動能力も高いです。また、パスプロ時に相手に力強いパンチを打つことができるのが彼の強みです。一方で、32 7/8という腕の短さや、プレー経験の浅さによるテクニック不足等、いくつかの懸念点も指摘されています。そして何より最大の懸念点が今年25歳という年齢でしょう。

Raimannは今年、昨年の控えOT PryorとLTのスターター争いをすることになるでしょう。様々な懸念点はありますが、いずれLTのスターターとして活躍してくれることを期待しています。

 

3-96  S  Nick Cross(Maryland)

昨年までスターターだったSS Willisが突然の引退をしてしまったため、今季のSSのスターターになると予想されます。

この彼、キャンプの様子を見ると、なかなか活きが良さそう。全体的にプレーに勢いがあり、特にマンツーマン能力が高そうです。

1年目からスターターとしてガンガン活躍してほしいです。

 

5-159  DT  Eric Johnson(Missouri State)

控えDTとして期待。

 

6-192  TE  Andrew Ogletree(Youngstown)

こちらも6-5と大型で、よりパスレシーブに特化したTE。当初はデプスでPSと思われていましたが、キャンプで頭角を現し、評価急上昇中。今後の活躍次第では下位指名ながらロースター入りの可能性も十分あります。

 

6-216  DT  Curtis Brooks(Cincinnati)

6-2とDTでは小さめ。ロースター入りは厳しそうか。

 

7-239  CB  Rodney Thomas(Yale)

控えCBとしてがんばれ。

 

今回は今更ながらのドラフトまとめでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

2022 コルツ FA後戦力分析とドラフトの展望

前回はオフシーズンFAの動きをまとめました。今回はそれらを踏まえ、現状のINDの戦力分析とドラフトへ向けた展望について書いていきたいと思います。

 

戦力分析

※各ポジションは主要メンバーを挙げています。

 

QB

STAY:Sam Ehlinger

OUT:Carson Wentz

IN:Matt Ryan

Wentzがコマンダーズへトレードされた代わりに、ATLからトレードでMatt Ryanを獲得。ここ最近はシーズン毎に先発QBが変わっており、これで5人目。いい加減QB定着させて欲しいところなんですけどね…。ただし、今回来たのはあのMatt Ryan。RyanといえばMVP受賞歴もある言わずもがなの実力派QB。単純にパサーとしては大幅にアップグレードした形。年齢的に不安もありますが、その豊富な経験とリーダーシップにも期待したいところ。BradyやStaffordのように、Ryanもぜひ新天地でのSB制覇を成し遂げて欲しいです!

 

RB

STAY:Jonathan Taylor、Nyheim Hines、Dion Jackson

OUT:Marlon Mack

 Taylor・HinesのDuoは今季も健在。Taylor様今年も頼みます笑。控えは2年目Dion Jackson。成長に期待。

 

WR

STAY:Michael Pittman Jr. 、Parris Campbell、Ashton Dulin、Dezmon Patmon、Mike Strachan

OUT:Zach Pascal

去就不透明:TY Hilton

新エースPittmanに期待がかかります。Dulinも昨季スピードを活かした活躍を見せ、今季さらなる飛躍に期待。Campbellは毎年怪我でシーズン完走ならず。そろそろ結果を出したいところです。その他現有戦力ではPatmon、Strachanという若手大型WRもおり、どちらかに覚醒を期待したいです。

一方、昨季Slotで出場していたPascalはPHIへ流出し、TYも今のところ再契約の報はありません。現状のユニットではルートランナー系やSlot系のWRが少ないので、そうしたタイプのWRをドラフトで補強したいところです。

 

TE

STAY:Mo Alie-cox、Kylen Granson

OUT:Jack Doyle

Doyle引退で大きく戦力ダウン。現状パスターゲットとしてのインパクトに欠けるので、ドラフトでの補強は必須かと。中位以降での指名を期待したいところです。

 

IOL

STAY:Ryan Kelly、Big Q、Danny Pinter、Will Fries

OUT:Mark Glowinski、Chris Reed

昨季スターター級の2人が流出し、大きく戦力ダウンしているユニット。現状穴埋めは若手のPinterかFriesになるので、2人の成長に期待したいところ。そうでなくても単純にデプスも足りていないので、ドラフトでの補強は十分あり得ると思います。

 

OT

STAY:Braden Smith、Matt Pryor、

OUT:Eric Fisher

IN:Brandon Kemp

問題のユニット。PryorがLTのスターターとなるのか注目です。いずれにしても頭数が足りてないので、ドラフトでの補強はほぼ間違いないと思いますが、下位でデプスを補強するのか、それとも上位でスターター候補を取りに行くのか。

 

DI

STAY:DeForest Buckner、Grover Stewart

OUT:Taylor Stallworth 

安定のコンビは今年も現在。とくにテコ入れの必要もないかと思います。

 

DE

STAY:kwity Paye、Dayo Odeyingbo、Tyquan Lewis、Ben Banogu

IN:Yannick Ngakoue

OUT:Al-Quadin Muhammad、Kemoko Turay

長らく大穴ユニットでしたが、Ngakoue加入で一気にアップグレード。2年目Paye、Odeyingboにも期待。

 

LB

STAY:Darius Leonard、Bobby Okereke、Zarie Frankin、E.J.Speed

IN:Brandon King

OUT:Matthew Adams

安定の布陣。特にテコ入れの必要もないと思います。Leonard様今年も頼みます。

 

CB

STAY:Kenny Moore、Isaiah Rodgers、Marvell Tell、Anthony Chesley、Chris Wilcox

IN:Stephom Gilmore、Brandon Facyson

OUT:Rock Ya-sin

去就不透明:Xavier Rhodes、T.J.Carrie

こちらも長らく大穴ユニットでしたが、スターCB Gilmoreの加入でアップグレード。年齢的に若くはないですが、まだまだ十分やれるでしょう。逆サイドは新加入FarysonかRodgersの若手CBに期待したいです。

 

S

STAY:Khari Willis、Julian Blackmon

IN:Rodney McLeod、Armani Watts

OUT:George Odum

去就不透明:Andrew Sendejo

スキームが代わったことで2highタイプのBlackmonのスキームフィットには若干の不安がありますが、その他は特にテコ入れの必要はないかと思います。

 

ドラフトへの展望

毎度のドラフト展望という名の個人的願望を。

 

まずは指名権の整理から。

今ドラフトのINDの指名権は以下の通り。

2巡42位(via コマンダーズ)

3巡73位(via コマンダーズ)

4巡122位

5巡159位

5巡179位(補填ピック)

6巡216位(補填ピック)

7巡239位

1巡は昨年のWentzのトレードのために売ってしまい、INDオリジナルの3巡も今オフのRyan獲得のためにATLへトレードに出しています。ということで、最初のピックは2巡の42位ということになります。この指名順は、なんとも微妙な順位。各ポジショントップ集団には届かないとしても、1巡から溢れてきた次点のグループにはギリギリ届くか届かないかといったところ。Ballardのことなので、もしかしたらトレードダウンというのも選択肢の一つになるかもしれませんが、いずれにしても今ドラフトはこの2巡42位を効果的に使いたいです。ちなみに、トレードアップは対価に出す指名権が少ないので、ほぼないでしょう。

 

さて、現状でのドラフトのニーズは以下の通りだと思います。

・最優先、補強必須→WR、TE

・次点で優先的に補強→OT、IOL

・余裕があれば、デプスで→DE、CB、LB、S、RB

・大穴→QB

今オフはBallardにしては珍しくFAで積極的に動き、特にディフェンスを重点的に補強したため、ドラフトでのニーズはオフェンスが中心になります。その中でも最優先で補強したいのがWRとTE。現状パスターゲットの層が薄いため、新QB Ryanのためにもパスターゲットは充実させたいところ。次点でOTも補強したいです。現状LTのスターターはPryorですがスターターとしては五分五分。機会があれば指名も十分にありかと。またスターター級が一気に2人抜けたRGを埋めるべくIOLの指名も余裕が有ればありです。

ディフェンスに関しては、DEにNgakoue、CBにGilmoreを補強し、それなりに陣容は整ったのでドラフトでのニーズは下がります。ただ、デプスはまだ薄いので、下位での指名は十分あり得ます。また、そうでなくてもBPA気味な指名をするBallardのことなので、突然のディフェンス指名もあり得ると思います。

そして大穴ニーズなのがQB。今オフにMatt Ryanをトレードで獲得し2年契約を結んでいるので、今シーズンと来シーズンはRyanで行くでしょう。ただ、Ryanも年齢的には若くなく、また実力派Ryanの元でルーキーQBを育成しながら世代交代を図るという狙いで、今ドラフトでルーキーQBを補強する可能性もなきにしもあらず。そういう意味で大穴QBかなと。

さて、上記のニーズを踏まえてドラフトの展望について考えてみます。まず2巡42位はWRの指名に使うのが得策かと。なにせ、1番のニーズポジションですから。狙うならDotson、Tolbert、Skyy Mooreあたりでしょうか。ただ、目ぼしいWRが全て売り切れてしまう可能性も大いにあり。その場合はOT指名(モックではOT Raimann指名が多いです。)もしくはトレードダウンが得策かと。確かにTEは補強必須ポジションではありますが、2巡42位を使ってまで欲しいかと言われれば微妙。正直3巡以降でも誰かしら取れそうな感じはあります。なので、この42位は目ぼしいOTが残っていればそのOTに、もしくはトレードダウンで弾数を増やすというのが良いのかなと思います。2巡、3巡、4巡あたりは十分スターター級が取れるはずなので、ここら辺の指名権は効果的に使いたいです。

最後に、何の根拠もない個人的な願望を一つ。ドラフト指名及びその育成には何かと評価の高いBallardですが、個人的には「2年に1回」だと思っています。これは2年に1回ドラフトで成功を収めているということです。以下Ballardの指名歴を簡単に。

2018年 Q、Leonard、Smith、Hines等

2019年 Ya-sin、Banogu、Okereke、Willis等

2020年 Pittman Jr. 、Taylor、Blackmon、Eason等

2021年 Paye、Odeyingbo、Granson等

こうしてみると、確かに毎年スターターになる選手は輩出しているものの、目を惹くのは’18年と’20年。’18年はQとLeonardという2大エースを指名し、Smithや Hinesも戦力として欠かせない存在となっています。この’18年ドラフトがBallardの評価を大きく上げる結果となりました。また’20年でも大エースRB Taylorに加え、新エースWRとなったPittmanも指名しており、この2枚取りは見事だと評されています。さて、今回の2022年ドラフトはその「2年に1回」の年。今ドラフトで指名した選手からぜひプロボウラーやオールプロに選手されるような活躍のする選手が出てくることを切に願うばかりです。

 

今回は以上です。

ありがとうございました。