コルツキングダム 〜NFLコルツファンブログ〜

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2022 コルツ オフシーズンFAまとめ

NFLは新シーズンが始まって早1ヶ月強。今回はここまでのINDのオフシーズンFAの動きについてまとめていきたいと思います。

 

1. Wentzをコマンダーズへトレード

まさかまさかWentzは1年でINDを離れることに。コマンダーズへトレードされました。トレード内容は以下の通り。

・IND
22年3巡
23年条件付き3巡(70%以上のプレーで2巡へ)
22年2巡42位

コマンダー
Wentz
22年2巡47位

結果だけ見ればINDは損をしたことになりますね…。まあ何はともあれWentz1年間お疲れ様でした。

 

2. QB Matt Ryanをトレードで獲得

Wentzのトレード放出に伴い、INDの新QBが誰になるか焦点となっていましたが、ATLからQB Matt Ryanをトレードで獲得しました。

Matt RyanといえばMVP受賞歴もある言わずもがなの実力派QB。トレード対価は22年ドラフト3巡82位。対価がお手頃なのがさらに良き。今年37歳になるので、身体能力的には若干の不安もありますが、現オフェンスユニットは若手が多いので、ベテランで経験豊富なRyanにはユニット内のリーダーシップの面でも期待したいところ。BradyやStaffordのように、Ryanもぜひ新天地でのSB制覇を成し遂げて欲しいです!

 

3. Edge Yannick Ngakoueをトレードで獲得

パスラッシューの大物をLVからトレードで獲得。新DCのBradleyのつながりもあったと思われます。トレード対価はCBのYa-sinで珍しい人身トレード。確かにYa-sinは若手で伸びしろあるCBですが、正直なぜこの対価でトレードが成立したのかは不思議。まあうちとしては得しかないのでいいのですが笑。

パスラッシャーはこれまで大穴ポジションになっていたので、ここで大物を補強出来たのは非常に良き。新DC Bradleyの元で長年プレーしているので、スキームフィットも完璧。BradleyとしてもモノホンLEOが来てかなりやりやすくなったでしょう。とにかくNgakoueには大いに期待しています。

 

4. CB Stephon Gilmoreと契約

もう一つの大穴ポジションCBでも大きな動きが。5度ものプロボウラー経験のあるスターCB Stephon Gilmoreと2年23Mでサイン。

年齢的には31歳と若くはないですが、まだまだ十分一線級で活躍できそうです。値段も割とお手頃ですね。こちらも大いに期待しております。

 

5. その他FA契約

・CB Brandon Facysonとサイン

前LVのCB Brandon Facysonとサイン。新DC Bradleyのつながりだと思われます。現状Gilmoreの逆サイドの有力候補です。

・S Rodney McLeadとサイン

前PHI。ベテランS獲得でSのデプスを補強しました。

・S Armani Wattsとサイン

前KC。同じくSのデパスを埋めた形かと。

・LB Brandon Kingとサイン

前NE。LBのデプスだと思われますが、DBもこなせる万能型な選手とのこと。

・T Brandon Kampとサイン

前TEN。Tのデプスと思われます。

 

6. 再契約・契約延長

・TE Mo Alie-coxと3年17.55Mで契約延長

毎度シーズン序盤にプチブレイクする事でお馴染みのTE Mo Alie-coxと契約延長。いい加減ちゃんとブレイクしてほしい笑。まあランブロック要員としても非常に優秀なので、契約延長はナイスムーブ。

・LB Zaire Franklinと3年10Mで契約延長

昨シーズンからSAMのスターターとして出場しており、その他スペシャルチームでの交換も大きい選手。こちらも契約延長は良き。

・T Matt Pryorと1年5.5Mで契約延長

昨シーズンFisherやSmithの控えとして出場機会の多かったTが契約延長。既にFisherとは再契約しない見込みとのことで、現状はLTのスターター候補。昨シーズン控えとしては無難なプレーを見せていましたが、スターターとしてはどうなるでしょうか。

・DE Tyquan Lewisと1年3Mで契約延長

謎にBallardの評価が高いDE  Lewisと契約延長。どちらかというとランストップタイプのDEのはずなので、LEOと逆サイドでのプレーとなるでしょう。

 

7. 放出・流出

G Mark Glowiski → NYG

長年RGのスターターとしてOLユニットを支えてくれていたGのGlowinskiがNYGへ流出。優秀なOL揃うINDのOLユニットの中では普通の人でしたが、普通のプレーでチームを支えてくれた功労者。実際その普通のプレーをするのがなかなか大変なわけで、彼の代わりとなる人材を探すのは簡単ではないと思います。

・G Chris Reed → MIN

昨シーズンQの代役で出場した際に評価を上げ、一時はローテでRGのスターターまで昇格したReedもMINへ流出してしまいました。控えとしてこのレベルの選手がいるのは心強いですし、Glowinski流出でRGスターター候補としても残留してほしかったところですが、残念です。

・RB Marlon Mack → HOU

Taylor加入以前のエースRBはHOUと契約。生え抜きで活躍してくれてた功労者で良いRBでしたが、近年は怪物Taylorの加入で存在感が薄れていました。そして、昨シーズン中盤以降は控えRBの座もドラ外ルーキーDion Jacksonに取って代わられヘルシースクラッチとなっており、流出するのはほぼ確実でした。Taylorが化け物なだけで、RBの層の薄いチームではまだまだ十分エース級の活躍が出来ると思うので、頑張って欲しいです。と言いたいところなのですが、よりによって同地区HOUなので敵として合間見えるのは心苦しいところです笑。

・WR Zach Pascal → PHI

長年INDのWRユニットに名を連ね、支えてくれていたPascalもPHIへ流出。主にSlotなどで渋い活躍を見せ、また優秀なランブロック要員としても活躍してくれていました。ただ、要所でのキャッチ力が物足りない印象で、パスターゲットの足りないINDからの流出は致し方なしかと。ターゲットが足りているチームでなら十分活躍できると思います。

 

以下その他の流出を列挙します。

・S George Odum → SF

・DE Al-Quadin Muhammad → CHI

・LB Matthew Adams → CHI

・DT Taylor Stallworth → KC

・DE Kemoko Turay → SF

 

今回は今オフシーズンの動きについてまとめてみました。次回はこれを踏まえて、現状のチームの戦力分析とドラフトに向けた展望について触れていきたいと思います。

 

今回は以上です。ありがとうございました。