コルツキングダム 〜NFLコルツファンブログ〜

にわかNFLファン、コルツ大好きマンが私見で色々書いてきます。Twitterアカウント: https://mobile.twitter.com/VzEtq2cGdOUzYsE

コルツ ドラフト前整理・ドラフトの展望

いよいよドラフトまで1週間を切りました。そこで今回はFAが落ち着いてきた現状のチーム状況を整理し、ドラフトの展望について考えていきたいと思います。

 

 

現状の各ポジションの整理

QB

 Carson Wentz、Jacon Eason 

 

昨シーズンとはまた大きく顔触れが変わる形となります。Wentzについては以前ブログで書いた通り、期待はしています。なので、とにかく結果を出してもらいたいです。万が一Wenztが不甲斐ない場合には迷わずEasonに切り替えてほしいと思います。ダラダラと使い続けてみすみす1巡を手放すなんて損でしかないですから。Easonはおそらくバックアップとなるでしょうが、いつ出番が回ってくるか分かりませんから、準備を整えてほしいです。Easonにも変わらず期待しています。とにかく今シーズンのオフェンス、そしてチームの出来に直結するので、誰であろうとQBにはしっかりと仕事をして、結果を出してもらいたいです。

余談ですが、みんな大好きBrissettはドルフィンズへと流れてしまいました。今後のTDセレブレーションがさみしくなりますね。

 

RB

Jonathan Taylor、Nyheim Hines、Marlon Mack、Jordan Wilkins

 

Mackの残留は予想外の朗報でした。MackはもともとTaylor加入前まではチームのエースRBとして活躍していましたが、ケガでシーズンエンドしてしまいました。そんなMackが残留・復帰し、今年こそTaylor・HinesのDuo体制に加わることになります。エースTaylor、ウェポンHinesという構図は変わらないとして、Mackのスナップ割合がどのくらいになるか気になるところです。いずれにせよ全員が全員一線級の活躍ができる、リーグでも屈指のハイレベルなユニットとなるでしょう。さらに控えにはWilkinsもいます。今シーズンは出番は少なくなるのではと思いますが、彼も控えとして優秀な選手です。総じて、スターティングメンバーのインパクト、控え選手の安定感ともに隙のない盤石すぎる布陣です。

 

WR

T.Y.Hilton、Zach Pascal、Michael Pittman Jr.、Parris Campbell、Dezmon Patmon、Demichael Harris

 

昨シーズンと変わらない顔ぶれ。ひとまず戦力維持といったところでしょうか。無事TYが残留してくれたのが今オフ一番の朗報。どうやらレイブンズがより多額のオファーを出していたみたいですが、TYはINDを選んだとのこと。ありがたいです。TYには引退までコルツ一筋でプレーしてほしいです。Pascalも2巡テンダーの後、無事残留決定。Pascalもそれなりに活躍してきているので、期待しています。Pittmanも昨シーズンはそこそこの活躍をしていたので、今年こそはブレイク期待。さらにケガに悩まされている期待の星Parris Campbellも今年こそはブレイク期待。と、ここまでかなり期待を込めていますが、現状のままだとパッとしないユニットなのも事実。できればドラフトで補強したいところです。しかし、ニーズとしての優先度は若干低めだと思います。

 

TE

Jack Doyle、Noah Togiai

 

パスではパッとしないものの、ランブロックは優秀なコルツのTEユニット。総合力のDoyleがいるので大崩れはしないでしょう。Alie-Coxには2巡テンダーを使っているので、おそらく残留になるでしょう。今シーズンこそプチブレイクではなくブレイク期待です。一方FAとなっているTrey Burtonですが、まだ行き先が決まっていないようです。Wentzとの関係でワンチャン残留の可能性もありそうですが、正直どっちでもいいですね笑。TEは余裕があれば、中位の指名権を使いドラフトで補強したいところです。例えば、Notre DameのTommy Trembleなんかはブロックが良く、パスキャッチもそこそこできるので、コルツにとって非常に魅力的な候補です。

 

IOL

Ryan Kelly、Q、Mark Growinski、Danny Pinter、Chris Reed、Joey Hunt

 

C Kelly、LG Q、RG Growinskiの盤石な布陣は今シーズンも健在。さらにChris Reedを補強し、デプス面も安泰です。とはいえ、デプス兼Growinskiの置き換え要員としてドラフト下位でIOLを指名するのはありなんじゃないかなと思っています。

 

OT

Braden Smith、Sam Tevi、Julie'n Devenport、Will Holden

 

Castonzoの引退でLT不在なので、何よりLTを確保しないと話になりません。今オフではSam TeviやDevenportらを補強しましたが、おそらくデプス要員でしょう。スターターとしての本命はドラフト上位での獲得となるでしょう。1巡あるいは2巡での指名となると、Teven Jenkins(Oklahoma State)、Christian Darrisaw(Virginia Tech)、Sam Cosmi(Texas)、Liam Eichenberg(Notre Dame)、Walker Little(Stanford)らが候補となるでしょうか。

RTはBraden Smith。すっかり安定したスターターへと成長したので、今後はPro Bowlなどを目指してさらに成長してほしいです。

 

DT

Deforest Buckner、Grover Stewart、Taylor Stallworth、Rob Windsor、Andrew Brown

 

3テク Buckner、NT Stewartの凶悪コンビは今年も健在。デプスにはStallworth、さらにテキサンズからウェイブされたAndrew Brownをクレームし、デプス的にも特に問題なしです。

 

DE

AQM、Tyquan Lewis、Kemoko Turay、Ben Banogu、Isaac Rochell

 

戦力としては全く足りていないです。Autryはタイタンズに流出し、Houstonもいまだ行き先が決まっていない状況です。Autryの流出は地味に痛い…。一方、他チームからのビッグネームの獲得はありませんでした。一応LACからIsaac Rochellを獲得しましたが、ドラフトでの補強は必須でしょう。上位指名権を使うとなると、Kwity Paye(MIchigan)、Jaelan Phillips(Miami)らが候補となるでしょうか。現有戦力について、AQMはランディフェンスはそれなりにいいのですが、パスラッシュはどうでしょうか。Lewisについては、GMらが期待をしているようですが、どこまで活躍できるでしょうか。Turayも同様、ケガで思うようにプレーできていないですが、パスラッシャーとしての期待は高いようです。さらに、Banoguもこれまで目立っていないですが、どうなるでしょうか。

 

LB

Darius Leonard、Bobby Okereke、Zaire Franklin、Mathtew Adams、E.J.Speed、Jordan Glasgow、Skai Moore

 

Mike Anthony Walkerがブラウンズへ流出してしまいました。ランストッパーとして優秀なうえ、Walkerの頭脳・司令塔能力はLeonardはじめチームから厚い信頼が寄せられていましたから、彼の流出はチームにとって大きな痛手です。ひとまず5DBパーソネルの場合はLeonard・Okerekeコンビでやっていくことになりそうです。4DBの場合は、現状だとFlanklinが入り、LeonardかOkerekeがMikeを担当することになりそうです。しかし、個人的にはWalkerのような冷静沈着で優秀なランストッパーLBが欲しいなと思っているので、ドラフト中位から下位でLBの指名はありかなと思っています。

 

SF

Khali Willis、Julian Blackmon、Sean Davis、George Odum、Ibraheim Campbell、Rolan Milligan

 

ひとまず昨シーズンと同じくSS willis、FS Blackmonのコンビとなるでしょう。Blackmonの出来を評価するのはまだ時期早尚な感じもするので、ひとまずドラフト上位を使ってのアップグレードはしないのではないでしょうか。

 

CB

Xavier Rhodes、Rock Ya-sin、Kenny Moore、T.j. Carrie、Marvel Tell Ⅲ、Isaiah Rodgers

 

Rhodes・Carrieが残留し、ひとまず昨シーズンと同じ顔ぶれを維持。とはいえ昨シーズンの出来がよろしくなかったので、戦力的にはまだまだ怪しいです。ドラフトでの補強は高確率で行われると思います。Ya-sinは勝負の年。今年結果を出せなければお払い箱になってしまうでしょう。

 

ドラフト展望

ここでは、上記の状況を踏まえつつ、コルツのドラフトについて個人的な意見(というより願望ですが笑)について述べていきたいと思います。まず、コルツの指名権は以下の通りです。

1巡21位

2巡54位

4巡127位

5巡165位

6巡206位

7巡248位

現状ドラフトでのニーズは最優先LTとEdge、次点でCB・WRといったところでしょうか。GMはニーズにとらわれた指名はしない的な発言はしつつも、おそらく1巡・2巡はLTとEdgeを指名するのではないでしょうか。ここからは個人的な願望になるのですが、仮に1巡21位を使うなら、LTに使って欲しいと思っています。というのも、Castonzoの引退により、現状スターターレベルのLTが不在という状況です。そのため、即戦力レベルの選手が欲しいところです。一方で、DEに関しては今年のEdgeプロスペクトを見ると、正直1巡21位を使ってまで欲しいという選手はいないなというのが個人的な感想です。1巡21位を使ってLTを取るとすると、Teven Jenkins(Oklahoma state)やChristian Darrisaw(Virginia Tech)ら辺が候補になるでしょうか。

さらにまた個人的な願望ですが、トレードダウンして2・3巡を増やすのが良いのではないかと考えています。コルツGM Chris Ballardのドラフトの特徴は、トレードダウンして指名権を増やし、幅広く選手を指名し、彼らを育成することで戦力にするというものだと思います。もちろん良い選手がいれば昨年のTaylor獲得のようにトレードアップすることもありますが、基本は指名権を増やして幅広く選手を獲得するのがBallardドラフトのセオリーかなと思います。そうした点を踏まえて考えると、21位でどうしても取りたいという選手はいないように思います。ならば、ダウンして指名権増やした方が良いのではないかと思います。1巡下位、あるいは2巡上位〜中位くらいであればスターターレベルのLTは誰かしら取れるのではないかなと思います。まあ、うちのGMはドラフトには定評があるので、どんな指名であろうと文句は言いつつ信頼したいなと思います笑。

 

個人的気になる選手

最後に少し個人的に気になっているなー、できれば指名して欲しいなーという選手を何人か紹介したいと思います。

 

・OT Teven Jenkins (Oklahoma state)

安定感ありそう。

 

・OT Christian Darrisaw(Virginia Tech)

ランブロックが良い。パスプロはどうなん?

 

・OT Liam Eichenberg (Notre Dame)

安定感ありそう。QとNotre Dameコンビになる。

 

・OT Waker Little (Stanford

逸材だったが、長期のブランクがどこまで響くか。大博打。

 

・OT Sam Cosmi (Texas)

サイズ、パワー共に優秀。ただ、技術面はまだまだ伸びしろあり。

 

・Edge Payton turner (Houston)

サイズ・腕の長さがあり、個人的に好きなタイプのDE。伸びしろに期待したい。

 

・Edge Kwity Paye (Michigam)

運動能力が高いタイプ。苦労人で真面目そうなので、コルツの雰囲気に合いそう。でも、1巡使ってまで欲しいかと言われると、悩みどころ。

 

・Tommy Tremble (Notre Dame)

ブロック強い系TE。ブロック強いからコルツに合いそう。キャッチもできる。上手く行けばDoyleの後継者かな。

 

・ Tammorion Terry (Florida State)

個人的に好きなタイプのWR。デカくて速けりゃ最強じゃね笑。ドロップが多いという噂も。

 

・Chandon Herring (BYU)

下位で指名したい選手。G・OTをこなすことができるのでデプス要員として指名できるし、上手く行けばOTのスターターやGrowinskiの置き換え要員になれるかも。

 

今回はここらへんで終わりです。色々書きましたが、あと数時間後には結果がわかります笑。楽しみです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。