【アメフト初心者向け!】アメフト観戦のための最小限のルール!!
最近新しいスポーツを観戦したい!そんな方にオススメしたいのがアメリカンフットボール、いわゆるアメフト !!アメフトの魅力は、頭脳戦ながらもダイナミックなところ!頭脳戦と肉体戦のどちらも必要になります!
「でもアメフトって難しいんでしょ〜」というそこのあなた!ソンナコトナイヨ!今回はアメフト初心者の方に、アメフト観戦に特化した説明•解説をしていきたいと思います!
- アメフトの3つのポイント!
- アメフトのフィールド
- アメフトってどんなスポーツ?
- どうやってボールを運ぶの?
- ここがアメフトのポイント!攻撃って何?
- 何回でも攻撃していいわけではない!攻撃権って?
- 本当は4回攻撃できるけど…。パントって何?
- ディフェンスのビッグプレー!ターンオーバー!
- タッチダウンだけが得点じゃない!FGとTFP
- 時間を制するものが試合を制す!試合時間(ゲームクロック)について
- もう一つの「時間」!プレークロック!
- 実際の試合の流れ
- まとめ
アメフトの3つのポイント!
細かいことを話していく前に、まずこれさえ知っていれば大丈夫というポイントを3つ挙げます。
1. ボールをエンドゾーンまで運んだら6点!(タッチダウン)
2. 選手がセットして掛け声で攻撃スタート。タックルされたら攻撃終了!
3. 4回以内の攻撃で10yd進めなかったら攻守交代!
まだ何をいってるか分からないと思うので、以下で説明していきます!
アメフトのフィールド
まず、アメフトについて色々説明する前にフィールドについて説明します。アメフトのコートはこんな感じ。まず、フィールドの両端にエンドゾーンと呼ばれるものがあります。この図だと濃い緑になっているところがエンドゾーン!ここにボールを運べばタッチダウンになります。このエンドゾーンは10ヤードの幅があります。(アメフトの基本単位はヤード。)そしてエンドゾーンの奥の中央にはゴールポストがあります。次にタッチダウンからタッチダウンの間の長さは100ヤードあります。
ここで、覚えておきたいのが地点の表し方です。地点は両チームのエンドゾーンから10ヤード、20ヤード…と数えていき、50ヤードの地点でぶつかり合うことになります。この50ヤードより手前、つまり自チーム側を自陣、50ヤードより奥の相手チーム側を敵陣と呼びます。したがって自陣○ヤード地点、敵陣○ヤード地点といった形で表されます。上の図の赤チームの視点に立つと、右から順に自分たちのエンドゾーン、自陣10ヤード、20ヤード…、50ヤード地点を超えると敵陣40ヤード、30ヤードと続いて最終的に相手チームのエンドゾーンに至るわけです!
より厳密には他にもハッシュなど細かい要素があるのですが、正直初心者さんが観戦する上ではほぼ支障が無いので割愛させていただきます。
アメフトってどんなスポーツ?
アメフトは、ボールを相手チームのエンドゾーンまで運ぶスポーツです!相手チームのエンドゾーンまでボールを運ぶとタッチダウンと呼ばれ6点獲得できます。つまり、アメフトはこの100ヤードのフィールドの中で、ボールをエンドゾーンまで運んでタッチダウンを目指しながら、相手にはタッチダウンをさせないようにするスポーツです!
そして、アメフトには攻守の概念があります!タッチダウンを目指す側が攻、アメフトではオフェンスと呼び、相手に得点されないように守る側をディフェンスと呼びます!つまり、サッカーやバスケのように常に攻めたり守ったらするのではなく、野球と同じようにターン制で常に「オフェンス vs ディフェンス」になります!
どうやってボールを運ぶの?
ボールを運ぶ方法は2種類あります!1つはボールを持って走る方法!これをアメフトではランと呼びます!
An exclamation point on a career day. @JayT23 | #ForTheShoe
— Indianapolis Colts (@Colts) 2021年1月4日
📺 #INDvsBUF | 1/9 on CBS pic.twitter.com/mkGF8gG7QA
ランはこんな感じで一気に駆け抜けていきます!
そして、もう一つの方法が、ボールを投げる方法!これをアメフトではパスと呼びます!アメフトはラグビーと似ているとよく言われますが、ラグビーと違ってアメフトではパスを前に投げることも出来るんです!
HOP CAUGHT IT!!!!!!!! pic.twitter.com/lyAG9gWYPn
— Arizona Cardinals (@AZCardinals) 2020年11月16日
こんな感じで遠くから一気にタッチダウンできます!このようにアメフトでは、ランとパスを駆使してタッチダウンを狙います!
ここがアメフトのポイント!攻撃って何?
このポイントさえを抑えればアメフトが一気に分かるようになると思います!
アメフトは攻撃を行なって、ちょっとずつボールを進めながらタッチダウンを狙います!例えるなら、双六で1マスずつゴールを目指していくような感じです!では、具体的に攻撃がどのようにおこなわれるかというと、こんな感じです。
まず選手がフィールドにセットします。そしてオフェンス(攻め)チームの掛け声で攻撃が始まります。オフェンスはボールを持って走ったり、ボールを投げたりしてボールを前に運びます。そうして運んでいる際、ボールを持っている選手がディフェンス(守り)チームの選手からタックルされて地面に倒れると一旦プレーが止まります。ここまでが一回の攻撃となります。まとめるとこんな感じ。
選手がセットして、オフェンスの掛け声で攻撃スタート
↓
オフェンスが走ったり投げたりしてボールを運ぶ
↓
ボールを持っている選手がディフェンスにタックルされて、地面に倒れると攻撃終了
攻撃が終了すると、倒れた地点から同じように次の攻撃が行われます。つまり、
選手がセットして、オフェンスの掛け声で攻撃スタート
↓
オフェンスが走ったり投げたりしてボールを運ぶ
↓
ボールを持っている選手がディフェンスにタックルされて、地面に倒れると攻撃終了
↓
倒れた地点に、選手がセット。オフェンスの掛け声で再び攻撃スタート
↓
オフェンスが走ったり投げたりしてボールを運ぶ
↓
ボールを持っている選手がディフェンスにタックルされて、地面に倒れると攻撃終了
このように、攻撃を繰り返して、少しずつ進みながらタッチダウンを目指していくわけです!ちなみに、ボールを持っている選手が倒れていなくても、その選手がフィールドの外に出た場合はその出た地点でその攻撃が終了します(アウトオブバウンズ)。またパスの場合は、失敗するとその時点で攻撃終了になり、次の攻撃は前と同じ地点から開始されます。(パスは失敗したらボールを進めることはできない。)
何回でも攻撃していいわけではない!攻撃権って?
アメフトは倒されたらその地点から再び攻撃が開始されます。もし何回も攻撃できたらほぼ確実にタッチダウンできることになってしまいますよね。双六でも、もし同じ人がゴールするまで連続でサイコロを振れるとしたら、つまらないですよね。ですから、アメフトも攻撃できる回数がちゃんと決まっています!では何回かというと、4回です!意外と少ないですねー。この攻撃できるチャンスのことを攻撃権、あるいは英語でdown(ダウン)といいます。そして、1回目の攻撃を1st downといい、2回目は2nd down、3回目なら3rd down、4回目なら当然4th downといいます!ここでこんな疑問浮かんだ人いるんじゃないでしょうか?「4回でタッチダウンすんのむずくない?」そうなんです、先程説明したように、エンドゾーンから反対のエンドゾーンまでの距離は100ヤードあります。そんな距離を4回でボールを運ぶのは至難の業です。だから、攻撃権は再び獲得できるんです!どういうことかというと、アメフトでは最初の攻撃地点(1st down開始地点)から10ヤード以上進むと再び1st downから4回攻撃することができます!これを1st down獲得、あるいはフレッシュといいます!また、オフェンスは10ヤード進んで1st down獲得するとその地点から再び攻撃することになりますが、1st downを獲得した地点から10ヤード以上進むと同じように再び1st down獲得となります。
ここで、具体例を挙げてみましょう。例えば、オフェンスが自陣30ヤード地点から攻撃を開始したとしましょう。そして以下のようにオフェンスしたとします。
自陣30ヤード地点から1st down(1回目の攻撃)。ランで3ヤードゲイン。
↓
自陣33ヤード地点から2nd down。再びランで3ヤードゲイン。
↓
自陣36ヤード地点から3rd down。今度はパスで4ヤードゲイン。
ここで、1st down開始地点(自陣30ヤード地点)から10ヤード進んだことになるので、1st down獲得となります!そしてこの自陣40ヤード地点より再び1st downから4回攻撃することができるようになります!
また、別の場合の例として、同じように自陣30ヤード地点から攻撃を開始し、1st downの攻撃でロングパスが成功し、一気に30ヤードゲインしたとします。この場合も1st down開始地点から10ヤード以上進んだことになるので、敵陣40ヤード地点より再び1st downの攻撃となります。
このようにオフェンスはこの1st down獲得を繰り返して攻撃を続けて、TDを目指していくことになります。逆に4回の攻撃で10ヤード以上進むことができなかった場合、攻守交代となります。
本当は4回攻撃できるけど…。パントって何?
ここまでで説明した通り、オフェンスは4回攻撃を行うことができます。したがって4回の攻撃で10ヤード以上ゲインし、1st down獲得を目指すことになります。しかし、実際の試合ではこの4回目の攻撃が行われることはほとんどありません。どういうことか?
例えば、以下のようなオフェンスだとします。
自陣30ヤード地点から1st down(1回目の攻撃)。ランで3ヤードゲイン。
↓
自陣33ヤード地点から2nd down。再びランで3ヤードゲイン。
↓
自陣36ヤード地点から3rd down。今度はパスを試みるもパス失敗。
ここで、パス失敗の場合はゲインが無いので、次の攻撃は自陣36ヤード地点から4th downとなります。この4th downの攻撃で4ヤード以上ゲインできれば1st down獲得となります。ただし、ここで考えなければいけないのは1st downを獲得できなかった場合のことです。1st downを獲得できなかった場合、攻守交代となりますが、この際続く相手チームの攻撃はこの攻守交代が行われた地点から始まります。先程の例で1st downを獲得できなかった場合は自陣36ヤード地点から相手の攻撃となり、よりタッチダウンに近い地点からの攻撃となってしまいます。つまり、4th downは失敗した時のリスクが非常に高いという訳です。(ちなみに、4th downにふつうに攻撃を行うことを4th downギャンブルと呼ぶことが多いです。まさにギャンブルって訳ですね。)そこで、ふつう4th downの場合はパントが行われます!ざっくり簡単に言うと、パントとはボールを遠くに蹴り飛ばして陣地の回復を行いながら、攻守交代をすることです!パントによって蹴られたボールがフィールドの外に出た場合や、パントをしたチームの選手が抑えた場合はその地点から相手チームの攻撃となります。また、相手チームの選手は蹴られたボールをキャッチして走ることもできます。この場合、この選手がタックルされて倒れた地点からその選手のチームの攻撃となります。
玄人好みのディフェンシブな試合展開となったベアーズ🆚ラムズ戦🏈
— NFL JAPAN (@nfljapan) 2020年10月28日
その裏にはラムズのジョニー・ヘッカーによる絶妙なコントロールパントが🏈🦶
☝ここが重要📝
ヘッカーのパントによりベアーズは4回も自陣10ヤード以内から攻撃開始を強いられ、オフェンスのタッチダウンを獲れず🤐#NFLJapan pic.twitter.com/Qq3Unzio7p
パントはこんな感じです。このようにパントが上手くいくと、次の相手の攻撃をかなり奥から始めさせることができます。
まとめると、パントとは4回目の攻撃権を放棄するかわりに、リスクの少ない攻守交代を行うというものです。
ディフェンスのビッグプレー!ターンオーバー!
ここまでで、攻守交代が起こるのは4回の攻撃で1st downを獲得できなかった場合とパントをした場合だというのは分かっていただけたかと思います。しかし、攻守交代が起こるのはこれだけではありません。ここで説明するのは、ディフェンスのプレーによって起こる攻守交代、いわゆるターンオーバーについてです!
ターンオーバーとは、一般的にディフェンスがオフェンスからボールを奪うことで起こる攻守交代のことを指します。ターンオーバーはディフェンスのビッグプレーです!ターンオーバーには2種類あります。1つ目がインターセプトです!インターセプトとは、オフェンスチームの投げたボールをディフェンスチームの選手がキャッチすることです!オフェンスチームのパスをディフェンスの選手が横取りしてしまうわけです!ボールをとった選手はそのまま走ることができ、その選手がタックルされて倒れた地点からその選手のチームの攻撃が開始されます。さらにタックルされずにそのままエンドゾーンに運んだ場合はタッチダウン(インターセプトリターンタッチダウン、Pick6と呼ばれることが多いです。)となり、6点を獲得できます!例えば下の動画ような感じです。
TARON JOHNSON 101-YARD PICK-SIX!#BILLSMAFIA #NFLPlayoffs
— NFL (@NFL) 2021年1月17日
📺: #BALvsBUF on NBC
📱: NFL app // Yahoo Sports app: https://t.co/apCkRMWr6f pic.twitter.com/rgwIuVLNxE
ターンオーバーの2つ目はファンブルリカバーです。ファンブルリカバーとは、オフェンスチームの選手が落とした(ファンブルした)ボールをディフェンスの選手が確保することです。この場合もリカバーした選手はそのまま走ることができ、その選手がタックルされて倒れた地点からその選手のチームの攻撃が開始されます。また、そのまま走ってタッチダウンすることもできます。
このようにアメフトでは、ディフェンスはただ守るだけではなく、ターンオーバーで一気に流れを変えたり、得点をすることもできるのです!
タッチダウンだけが得点じゃない!FGとTFP
アメフトの得点方法の代表はタッチダウンです。これは先ほども説明した通り、相手のエンドゾーンにボールを運ぶことで、6点を獲得できます。しかし、得点の方法はこれだけではありません。例えばフィールドゴール(FG)があります。これはボールを蹴ってエンドゾーン奥にあるゴールポストの間に入れば3点を獲得できるというものです。
Ryan Succop is GOOD from 46 yards out. @Buccaneers extend their lead, 31-23. #NFLPlayoffs
— NFL (@NFL) 2021年1月24日
📺: #TBvsGB on FOX
📱: NFL app // Yahoo Sports app: https://t.co/cHuzDq5flQ pic.twitter.com/xZ4CTs3fW6
また、もう一つ重要な得点として、トライフォーポイント(TFP)が挙げられます。これは簡単にいうとタッチダウンした後に与えられるボーナスチャンスのようなものです。タッチダウン後に決められた地点からFGを成功させると1点、あるいは決められた地点から一回だけ攻撃を行い、TDを取ることができたら2点獲得できるというものです。キックかTDかはどちらか好きな方をオフェンス側が選ぶことができます。
他にも得点方法としてセーフティーというものがあります。これは相手オフェンスを相手のエンドゾーン内まで押し込み、エンドゾーン内でタックルすると2点獲得できるというものです。(超ざっくり説明してます。)まあセーフティーは頻度が多くないので頭の片隅に入れておくだけで十分です。大事なのはFGとTFPです!
時間を制するものが試合を制す!試合時間(ゲームクロック)について
アメフトの試合において、時間は非常に重要な要素となります。そこで時間について説明します!
まず、試合時間について、いわゆるゲームクロックと呼ばれたりしますが、15分を1クォーターとして4クォーター行われます。第1・2Qが前半、第3・4Qが後半になり、その間にはハーフタイムがあります。また、それぞれクォーターが変わるとテニスのコートチェンジのように、それぞれのエンドゾーンが入れ替わります。
つまり、アメフトの試合は1クォーター15分×4で60分となります。しかし、ここで重要なのがこの時間(ゲームクロック)は止まることがあるということです!サッカーのように45分キッカリ測ってロスタイムという形ではありませんので、試合は必ずしも60分で終わるとは限りません。というよりも60分で終わることなどまずあり得ません。だいたいNFLだと平均120分から150分くらいかなと思います。
では、どんな時に時間が止まるのでしょうか。時間が止まるのは以下のような場合です。
1. 得点が入った後
タッチダウンやFGの後は、キックオフによって試合が再開し、ボールが相手に渡るまでは時計が動きません。つまりタッチダウン後のTFPの際にも時計は動きません。
2. 攻守交代時
攻守交代となった場合は、攻守交代して相手のオフェンスが開始されるでは時間は動きません。例えば、4th downギャンブルに失敗した場合、そこで攻守交代となるので時計が止まり、相手チームのオフェンスの1st downのプレーが開始されたら再び時計が動き始めるといった感じです。
3. 怪我人が出た時
救護のために時計が止まります。
4. 反則があった時(イエローフラッグが投げられた時)
反則があった場合(あったと思われる場合)には審判がイエローフラッグを投げます。この時時計は止まります。その後反則についての取り扱いが終わり、次のプレーが開始されると時計は再び動きます。
5. ボールを持った選手がサイドラインの外に出た時
この場合時計が止まり、次のプレー開始で時計が再び動き始めます。
6. パス失敗時
この場合も時計が止まり、次のプレー開始で時計が再び動き始めます。
7. スパイクした時
スパイクとは、時計を止めるためにあえてボールを地面に投げ捨てることです。この場合パス失敗となるので時計を止めることができますが、攻撃権を一つ失うことになります。
8. タイムアウト(チームタイムアウト)をとった時
(チーム)タイムアウトとは、強制的に「時計を止める」ことです。わかりやすくいうと「タイム」とか「タンマ」といった感じですかね。レフェリーによって時計を止めるレフェリータイムアウトと区別して本来はチームタイムアウトと呼ばれますが、ふつうタイムアウトとはこのチームタイムアウトを指すことが多いです。
タイムアウトは各チーム前半後半それぞれ3回ずつ使うことができます。タイムアウトはいつでも使うことができ、使うと90秒間時間を止めることができます。
ここまでで時間がどんな時に止まるのかを説明しました。さて、最初にアメフトは時間が重要な要素だと言いましたが、その理由は、アメフトでは選手側がある程度時間をコントロールすることができるからなのです。どんなに強いオフェンスが出来ても、時間が足りなければ得点をすることができません。ですから、アメフトの試合では時間を上手くコントロールすることが必要不可欠なのです。特に前後半の終盤になると時間の駆け引きが行われます。例えば、負けているチームがオフェンスをする場合、時間を止めたいので、タイムアウトを使ったり、スパイクをしたり、またボールを持った選手がサイドラインの外に出ようとしたりします。逆に勝っているチームがオフェンスをする場合は、時間を流して試合を終わらせたいので、ランで時間を使ったりします。
このような時間の駆け引きもアメフトの魅力の一つです!
もう一つの「時間」!プレークロック!
プレークロックとは、プレーとプレーの間の時間と言っていいでしょう。アメフトでは一つのプレーが終わると、次のプレーを40秒以内に始めなければいけません。つまり、この40秒間でハドル(作戦タイム)を行い、セットを終わらせてプレーを始める必要があります。また、このプレークロックはゲームクロックと連動しています。そのため、例えば残り時間が少ない状況で負けているチームがオフェンスする場合は、このプレーとプレーの間の時間をなるべく短くしようとしますし、逆に勝っているチームはこの40秒を目一杯使って次のプレーを始めます。
実際の試合の流れ
最後に、試合の流れについてです。まず両キャプテンのコイントスによって先攻•後攻を決めます。そして、キックオフによって試合が開始されます。(ちなみにキックオフについて詳しく説明しませんでしたが、タッチダウンやTFP、あるいはFGなど得点が入った後も大体キックオフによって試合が再開され、続く相手チームの攻撃となります。)その後はここまでで説明したように両チームが攻めたら守ったりして競技が行われます。
まとめ
今回、初心者向けのアメフト観戦のために知っておくべきルールを解説しました。ここではアメフト観戦をするための最小限のルールをまとめました。したがって実際はもっと多くの細かなルールもありますが、全て割愛しました。しかしここにまとめたルールを知っていればアメフト観戦は楽しめるはずです!もう少し細かいルールはまた機会があれば書きます笑。ぜひ初心者の方にもアメフトが広まって欲しいなと思います!
それでは今回はここら辺で終わりです!最後まで読んでいただきありがとうございました!それでは!