コルツキングダム 〜NFLコルツファンブログ〜

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2020 Playoff Wild Card Round 振り返り

ポストシーズン開幕❗️スーパーボウルをかけたサバイバルレースがスタート❗️

ついに2020年ポストシーズンが開幕しました!ここからは負けたら終わり!まさにスーパーボウルをかけたサバイバルレースです!

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そんな怒涛のプレーオフの1回戦目であるワイルドカードラウンドが先日行われました!どのチームも狭き門をくぐり抜けてプレーオフに進出した実力あるチームなので、どの試合も白熱した試合となりました。今回はワイルドカードラウンドの試合を、それぞれ簡単に振り返って行きたいと思います!

 

IND vs BUF

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コルツ 24 - 27 ビルズ でビルズが勝利!

下馬評では圧倒的にビルズ有利と言われていました。しかし、結果は3点差の超接戦でした。

ビルズのパスオフェンスはやはり超強力でした。QBアレンとWRディグス、ビーズリーとのホットラインはこの試合でも健在。コルツディフェンスも粘りましたが、このアレンのパスを抑え切ることはできませんでした。ビルズは良くも悪くもアレン中心だなという印象です。ビルズのオフェンスは、アレンやディグスの個人技頼みの部分が大きいことは否定できません。しかし、アレンの闘志やリーダーシップがチームメイトにも良い影響を与え、チーム全体として勢いに乗っているなという印象です。

コルツは、頼みのランプレーがビルズのブリッツによって止められてしまい、苦しい展開となってしまいました。また、キャッチミスやオフサイド、FGミスなど、自分たちのミスで流れを掴めなかった部分も大きかったかなと思います。それでも、4Qでは攻守ともに奮闘し、一気に3点差まで追い上げましたが、時間足らずゲームセットとなってしまいました。

本当に何か1つでもプレーの結果が違っていたら、試合結果が変わってたかもしれないくらいの接戦でした。

 

LAR vs SEA

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ラムズ 30 - 20 シーホークス でラムズ勝利!

同地区対決!ラムズは先発QBウォルフォードが序盤に首を痛めて、ゴフが出場することに。ゴフも親指の怪我を抱えており本調子ではないものの、RBエイカーズのラン、そしてリーグトップクラスのディフェンスの援護を受け、勝利を収めました。

シーホークスラムズのディフェンスにかなり苦しめられていたなという印象です。シーホークスQBウィルソンはこの試合5回もサックをされており、また1INTでPick6をラムズに献上しています。いつものウィルソンと比べると不調だったなという印象を受けました。 

NFC西地区対決は、2位のラムズに軍配が上がりました!

 

TB vs WSH

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バッカニアーズ 31 - 23 ワシントン でバッカニアーズが勝利!

NFC第5シードのバッカニアーズと、NFC東地区優勝で第4シードのワシントンの対決。ワシントンはプレーオフ進出チームで唯一負け越しているチームでした。さらにQBアレックス•スミスの欠場で、ワシントンは圧倒的不利に思われていました。しかし、ワシントンの控えQBハイニキが思わぬ大活躍!パスでは306yds、1TD、ランでも46yds、1TDという活躍ぶりで、バッカニアーズ相手にもしっかりと渡り合えていました。ハイニキという無名の伏兵には、ワシントンファンだけでなく全NFLファンが驚きと感動を覚えたことでしょう。

ただし、バッカニアーズも一筋縄ではいかない相手。ランディフェンスはリーグ1位と堅牢。一方でオフェンスもWRマイク•エバンズ、クリス•ゴッドウィン、ABことアントニオ•ブラウン、そしてTEロブ•グロンコウスキーと、そうそうたるメンツ。そしてそのオフェンスを率いるのがQBトム•ブレイディ様!ブレイディ様はこの試合パス381yds、1TD、0INTと安定した活躍。ワシントンも健闘しましたが、タレント力で勝るバッカニアーズには力及ばずでした。

それにしても、今年のバッカニアーズには個人的にですが「何かやってくれそう感」を感じずにはいられません。なにせQBはあのブレイディ様ですからね。ペイトリオッツ時代にプレーオフスーパーボウル常連だったので、プレーオフでの経験値は誰にも負けないでしょう。ですから、ブレイディは殊ポストシーズンに関していえば、最強のQBと言えるかもしれません。

 

BAL vs TEN

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レイブンズ 20 - 13 タイタンズ でレイブンズが勝利!昨年の雪辱を晴らす!

ランオフェンス主軸のチーム同士の対決で、非常におもしろい試合でした。タイタンズは序盤こそWR A.J.ブラウンへのTDパスなどで攻撃を順調に進めていましたが、エースRBヘンリーのランをレイブンズにことごとく止められ、苦しいオフェンスとなりました。

一方のレイブンズは、QBラマー•ジャクソンのラン、RBドビンズのラン、WRマーキス•ブラウンやTEマーク•アンドリューズへのパスをバランスよく使ったオフェンスで猛攻。タイタンズは粘ってはいたものの、この猛攻を抑え切ることは出来ず、リードされる展開となってしまいました。この試合でもラマー•ジャクソンは強烈なインパクトを残しました。ランでは136yds、1TDですが、パスも179ydsと好調な印象でした。

そしてレイブンズ勝利の最大の要因は、レイブンズディフェンスです!レイブンズはタイタンズのRBヘンリーをたったの40yds、0TDに抑え込みました。シーズン2000ydもランしたヘンリーをここまで抑えるとは本当にすごいです。また、レイブンズがリードしていた点差は1ポゼッション差でしたが、ディフェンスがしっかりと守り抜き、最後はCBマーカス•ピータースのINTで勝利を決定づけました。同じランヘビーチーム同士の対決でしたが、ディフェンスが明暗を分けた試合だったのではないでしょうか。

 

CHI vs NO

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ベアーズ 9 - 21 セインツ でセインツが手堅く勝利!

両チームともディフェンスの良い試合でした。セインツはWRマイケル•トーマスとRBアルビン•カマラの2大エースの復帰が大きかったかなと思います。大量得点ではないですが、安定感のあるQBブリーズによってセインツは着実に得点を重ねることができました。

ベアーズはセインツのオフェンス相手に非常に粘り強いディフェンスを見せていましたが、オフェンスがなかなかTDを奪うことができず、苦しい展開に。結局試合終了と同時にTDはとりましたが、そのままベアーズは敗退となってしまいました。いくらディフェンスが止めてても、点がとれなきゃ勝てないということですね。

 

CLE vs PIT

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ブラウンズ 48 - 37 スティーラーズ でブラウンズが大金星!

まさかまさかの大番狂わせでブラウンズが勝利!試合内容もまさかの展開でした!スティーラーズ1プレー目の攻撃でスナップがQBの頭上を大きくオーバー。そのボールをブラウンズがエンドゾーン内で確保してTD!開始わずか数十秒でブラウンズが先制。さらに続くスティーラーズの第2シリーズでは、スティーラーズQBロスリスバーガーがオーバー気味に投げたミススローをブラウンズがINT。続くブラウンズのオフェンスで、WRランドリーへのパスが成功し、そのままRACしてTD!点差を広げます。次のブラウンズのオフェンスでもRBチャブのランなどでTD!そして何とその次のスティーラーズの攻撃では再びブラウンズがINT!そのままオフェンスでTDまで繋げます。なんと第1Qだけでブラウンズが28点先取するという衝撃の展開に!この時一番焦っていたのはブラウンズファンだったのかもしれません笑

このまま終わるかにみえたスティーラーズですが、後半はQBロスリスバーガーも調子を戻し、WRジュジュ•スミスシュスター、クレイプールといった強力なWRとのホットラインで一気にブラウンズを追い上げ、TD2本差まで迫りました。しかし、ブラウンズもRBチャブのTDなどで点差を維持します。そして最後、ブラウンズLBタキタキがスティーラーズのパスをINTし、勝利を決定づけました!

先制4連続TDでリードしたブラウンズがそのまま逃げ切る形でスティーラーズに勝利しました!スティーラーズも後半猛攻しましたが、時すでに遅しといった感じでした。本当に何が起こるか分からない、これがプレーオフの面白さでもあり、厳しさ•怖さでもあるのかもしれません。

 

まとめ

以上、ワイルドカードラウンドの試合を簡単に振り返りました。本当にどの試合も白熱した面白い試合だったと思います。このワイルドカードラウンドの結果、次のディビジョナルラウンドの対戦カードはこのようになります。

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どの試合もより白熱しそうな対戦カードです!さらに来週からはそれぞれの第1シードのチーフスとパッカーズも参戦します!楽しみですね!

ディビジョナルラウンドの勝敗予想についても書く予定なので、ぜひ!

 

それでは今回はここらへんで!最後まで読んでいただきありがとうございました!ではまた!