2020 Playoff Wild Card コルツ vs ビルズ プレビュー
先週、ジャガーズ戦に薄氷の勝利を収め、なんとかプレーオフ第7シードを掴み取りました🎉
そんな第7シードのコルツの対戦相手は、第2シードのビルズです!ビルズは今までの相手の中で最も手強いと言っても過言ではありません。実力差で言えば圧倒的に格上の相手なので、正直勝つのはかなり難しいと思います。とはいえ、せっかく進出したプレーオフですから、なんとか勝ち上がってほしいなと思います。
ビルズの強さは、その攻撃力•得点力にあります。ハイペースな点の取り合いになれば、間違いなくコルツは不利になります。そこで、コルツが勝つためには、どれだけコルツがボールを保持していられるかが鍵になります。言い換えれば、いかにビルズにオフェンスさせる時間を少なくできるかとういうことです。ゲームプランやタイムコントロールが非常に重要です。
OFFENSE
ビルズ戦の理想的なオフェンスは、時間をかけながら確実にタッチダウンを重ねていくことです。その点、コルツは今までもバカバカ点を取るタイプではないので、必然的にじっくり攻めることになるでしょう。したがってどれだけ確実に点を重ねられるかが大きな鍵になると思います。特に、一番最初のドライブは、確実はタッチダウンしたいです。ここがとれるかとれないかで後の試合展開にも大きな影響を与えると思います。
RUN
時間を使いつつ確実に得点を重ねていかなければならないので、この試合はランをどれだけ出せるかが、オフェンスの最も大きなポイントになると思います。この点ビルズのランディフェンスについては、1試合あたりの平均ラン喪失ヤードは119.6ydsで17位と、弱くはないけど強くもないといったところでしょうか。タイムコントロールの観点や、QBがRiversであること、相手DBの個の力が高いことなどを総合して考えると、やはりランで崩していくのがベストかなと思います。そうなれば、この試合もTaylorメインになるでしょう。Taylorがどれだけ活躍してくれるのか楽しみです。
PASS
オフェンスの最大のポイントはランですが、もちろん要所でのパスも大きな鍵になります。コルツはQB Riversですし、うちのビミョーなWRたちではビルズのWhite、Norman、Poyerといった優秀なDBたちをぶち抜くことも厳しいと思うので、ロングパスは期待できません。したがって、パスに関しては、いかにショート•ミドルのパスをしっかりと決めて、攻撃を繋いでいけるかが重要になると思います。
• Riversおじさん
ショート•ミドルのパスをしっかり決めること、INTされないこと、とにかくこの2点に尽きると思います。これが出来なければ勝てません。特にINTに関しては、ビルズCBのTre'Davious WhiteとJosh Norman、SFのJordan Poyerは優秀なDBなので、Riversのいつもの無茶投げロングパスはINTされる危険性がとても高いです。ですから、無茶投げロングパスは絶対NGです。しかし、逆にいえば、ショート•ミドルのパスをしっかり決めること、INTされないことの2点を徹底できれば勝機が見えてきます。
• WR
TY以外の奴ら死ぬ気で頑張れ。これに尽きます。個人的に期待しているのはPascalです。何度も言ってるようにビルズの両CBが強いので、Slotに入ることの多いPascalがいかにフリーになってボールをキャッチできるかが、この試合のパスオフェンスの鍵になると思います。最近Pascalは調子を上げてきており、フリーになっていることも多いので、期待できます。
• TE
あまりTEについて触れてきませんでしたが…。ランブラックはいいのですが、パスになると存在感が薄すぎます。Doyleはちょいちょいショートのパス捕ってますが、Burton、Alie-coxに関しては「最近ボール触った?」って感じです。てことで、TEもっと頑張れ。特にAlie-coxはシーズン序盤に割と活躍していたので、再び活躍して欲しいです。
DEFFENSE
この試合の命運はディフェンスにかかっているといっても過言ではありません。ビルズの最大の武器は、その強力なオフェンスです。1試合あたりの平均獲得ヤード396.4yds、平均得点31.3とそれぞれ32チーム中2位の超強力ビルズオフェンスを、いかにコルツディフェンスが抑えることができるかが最重要ポイントです。
RUN DEFFENSE
ランは問題ではありません。というのも、ビルズは平均ラン獲得ヤードは20位とそこまで強力ではありません。ランディフェンス2位のコルツであれば問題なく止まるでしょう。ただし、ビルズQB Josh Allenのランには注意が必要かなと思います。
PASS DEFFENSE
ビルズのパスオフェンスは、トータルパス獲得ヤード4620yds、試合平均288.8ydsで3位と超強力です。ビルズのオフェンスを抑えるためには、この超強力パスオフェンスを止める必要があります。
• 背水の陣でパスラッシュ
正直コルツのDBでは、Diggs、Beasleyといった強力なWRたちをカバーするのは厳しいです。したがって、コルツのいつもの4men Rushではビルズのパスオフェンスを止めるのは不可能です。Allenにプレッシャーをかけきれず、WRがフリーになったところにパスをホイホイ通されるのがオチでしょう。(いつものパターンです。)ビルズのパスオフェンスを止めるためには、とにかく積極的にブリッツをかけて、Allenに気持ちよく投げさせないようにするしかありません。ビルズのOLのパスプロはめちゃめちゃ良いというほどでもないので、積極的にブリッツをかければ、Allenにプレッシャーをかけられると思います。「攻撃は最大の防御」、ビルズのオフェンスを止めるためには、多少のリスクを背負ってでも、攻めのディフェンスをする必要があります。
まとめ
下馬評では圧倒的ビルズ有利。ならばダメ元で、とにかく攻めた勝負をして欲しいなと思います。プレーオフでは特に何が起こるか分からず、これまでも番狂わせな勝利は幾度となくありました。確かにビルズは非常に手強い相手ですが、勝機は十分あります!プレーオフ初戦から「大いなる勝利」を手にして、今後のプレーオフも勝ち進んでいってほしいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Win on three, 1.2.3.Win!