コルツキングダム 〜NFLコルツファンブログ〜

にわかNFLファン、コルツ大好きマンが私見で色々書いてきます。Twitterアカウント: https://mobile.twitter.com/VzEtq2cGdOUzYsE

Super Bowl LV 振り返り

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バッカニアーズ 31 - 9 チーフス でバッカニアーズ勝利!!

大方の予想を覆し、バッカニアーズが見事チーフスに勝利し、スーパーボウルチャンピオンとなりました!特に驚きだったのが、あのチーフス相手に圧勝、それも一つもTDを取らせずに勝利しました!この展開を予想していた人はそうそう少ないのではないでしょうか。個人的には今回のスーパーボウルバッカニアーズを応援していたので嬉しかったです笑。チーフスは残念ながら敗れてしまいましたが、Mahomesがとんでもパスを披露したりと、さすがチーフスと言わざるを得ませんでした。来年も恐ろしいです。

今回はそんなスーパーボウルを個人的に気になったポイントや感想などとともに、振り返っていきたいと思います。

 

 

総評

やはり大方の予想を覆してチーフスに圧勝したのは驚きでした。何よりあの最強オフェンスを誇るチーフスに対して1つのTDも許さず、9点に抑えました。

試合の総評としては、詳しくは後述しますが、バッカニアーズは非常に良く準備していたなと思いました。また、最強のオフェンススキル陣を誇るチーフスでしたが、ライン戦やディフェンスなどの弱点を突かれた形となり、バッカニアーズの総合力の高さも光りました。確かにチーフスにとって両OTが控え、マホームズの怪我などの不利な要素はありましたが、それを差し引いてもこの点差が覆っていたかは疑問です。

ちなみに、今回のスーパーボウルバッカニアーズの試合運びや実際の試合展開は以前レビュー記事で私が書いたことと比較的同じだと思いました笑。なので参考までに!

jacoby-colts.hatenablog.com

 

 

バッカニアーズオフェンス vs チーフスディフェンス

 予想通りバッカニアーズオフェンスは、ランプレーでテンポをつくることができ、着実に得点を重ねることができました。チーフスとしては、ランディフェンスの弱さが目立つ形となってしまいました。

 また、パスに関してもタイミングのショートパスやPAのパスを効果的に使い、全体的にテンポの良いオフェンスでした。

さすがBrady様、安定感がありましたね。また、この試合ではTE GronkowskiやWR Antonio Brown、RB Fournetteなどベテラン組の選手の活躍が目立ち、そこも面白かったです。

チーフスオフェンスとしては弱点の部分を上手く突かれてしまったといったところでしょうか。また、普段であればオフェンスの得点力に支えられてアグレッシブなディフェンスを展開していましたが、オフェンスも苦戦していたためそのようにできなかった部分も大きかったのかなと思います。

 

バッカニアーズディフェンス vs チーフスオフェンス

あの最強チーフスオフェンスをたった9点に抑えたバッカニアーズオフェンスの強さには本当に驚きました。選手の能力の高さもありましたが、ゲームプランも非常によく準備されていたなという印象です。

まず何よりも大きかったのがバッカニアーズDLのパスラッシュではないでしょうか。JPP、Baretteの2人がチーフスOTを圧倒していました。また、SuhやVeaらIDLもインサイドからプレッシャーをかけていました。Mahomesはポケットを縮められるのを嫌うQBだと思うので、このパスラッシュにはMahomesも嫌がっていたのではないでしょうか。また、スタンツを多用しており、特に以下のようにループはMahomesが外に逃げてきたタイミングでちょうど遭遇する形となり非常に効果的だったなという印象です。

このデータが示す通り、バッカニアーズはブリッツをほとんど使わずに4men rushだけでMahomesにプレッシャーをかけることができました。これがチーフスオフェンスを抑えた最大の要因だと思います。

 これはMahomesとBradyがパスを投げる前の動きを示したもの。これを見ればいかにMahomesがプレッシャーをかけられて逃げ回っていたのか一目瞭然ですね。チーフスとしてはやはり両OTが控えであったことがかなり痛かったのは間違いありません。

 

また、対チーフスのパスカバーに関しても非常によく対策されていました。

このデータによると、バッカニアーズは87%の割合で2Highのアラインを使用していたようです。W12対戦時にはWRとの1on1でやられることが多かったので、その対策だと思います。

また、1st downや2nd downでは2manを使用してチーフスの得意な早いタイミングのRPOを止めにいっていたようです。

これはその良い例ですね。タイミングのパスはワンタイミングをつぶされると一気にプレーが崩れてしまいます。

総じて、パスカバーに関しては2HIghなど比較的リスクの低いカバーでやり過ごし、その間に強力DLでプレッシャーをかけるディフェンスが非常に上手くいっていたなという印象です。

 

おまけ

スーパーボウルと言えばハーフタイムショーですよね。今回はザ・ウィークエンドによるパフォーマンス!こちらもかなり盛り上がりました!

 特にこのパフォーマンスは圧巻でした!日本ではここまでのスケールのパフォーマンスはなかなか無いでしょう。NFLというのかアメリカというのか、何もかもスケールが大きすぎるなと改めて実感しました!

 

まとめ

今回のスーパーボウルはかなり大差となった試合でした。バッカニアーズの総合力の高さは見ていて非常に面白かったです。一方チーフスも点差こそありましたがMahomesをはじめ驚くべきプレーを連発しており、最後まで飽きることのない白熱した試合でした。さすがスーパーボウルです!まだまだ先ですが来年のスーパーボウルはどのチームが出場してどのような試合となるのか楽しみです笑!

今回はここらへんで。最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは!

 

打倒チーフス!! TB目線でチーフスに勝つためのポイントを考えてみた!

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ついにスーパーボウルが開催されますね!

結論から言います!今回私はバッカニアーズを応援したいと思います!2連覇はおもしろくないですからね。

ただ、下馬評ではチーフス勝利という意見が多い気がします。最強チーフスオフェンスを止められないんじゃないかと。

そこで今回、私なりにバッカニアーズがチーフスに勝つためのポイントを考えてみました。打倒チーフス!

 

 

VS チーフスディフェンス

対チーフスではチーフスオフェンスを止めることに焦点がいきがちですが、いくらオフェンスを抑えても点が取れなければ試合に勝てません。対チーフスだからこそコンスタントに得点を重ねていきたいところです。そこでチーフスディフェンスの狙い目を考えていきます。

 

1. チーフスディフェンスの特徴

まず、チーフスディフェンスの特徴について考えていきます。チーフスディフェンス最大の特徴は、チーフスオフェンスによってを支えられているという点です。チーフスは最強オフェンスを誇るので、仮にディフェンスで点を取られたとしてもすぐにオフェンスで点を奪い返すことができます。そのため、チーフスディフェンスは、他のチームには出来ないようなリスクの高い「攻めのディフェンス」を展開しています。まさに攻めのチームですね。チーフスディフェンスは素の実力的には決して強いとは言えませんが、この「攻めのディフェンス」でその欠点をカバーしています。具体的には、積極的にブリッツを仕掛けてきます。

このデータによると、チーフスディフェンスは、ドロップバックパスに対して、18%の割合で6men rushを入れているとのこと。NFL平均(8%)の2倍以上の割合です。ふつう6men rushはパスカバーのリスクが非常に高いのでなかなかかかられませんが、上述のように最強オフェンスをもつチーフスだからこそ、ここまで攻めたパスラッシュをかけることができます。

また、チーフスディフェンスは4DL、2LB、5DBのパーソネルが最も多いと思います。たまに6DBもあります。この中で特筆すべきはSFの動きではないでしょうか。SFがBox内に参加したり、ブリッツをしたり、あるいは3人のSFが上がったり下がったりしてディスガイズをしたりと、SFが流動的•変則的な動きをします。

 

2. チーフスディフェンスの狙い目

上述の通り、総じてチーフスディフェンスは変則的で、これを読み切るのは難しいでしょう。そこで、こうしたディフェンスに対しては「読みやすい部分」を狙うのが合理的です。ではそれはどこか?個人的には以下の2点だと思います。

 

IDLのランディフェンス

Chris JonesといったチーフスのIDLは、パスラッシュは強いけどランディフェンスは弱いという特徴があります。相手OLに押し込まれたりコントロールされたりすることが多いです。選手の実力はそうそうすぐに変わらないので、この部分は「読みやすい部分」と言えるでしょう。

この点、バッカニアーズオフェンスはランが得意なので、まずはこの弱点を上手く突くべきだと思います。インサイドのランプレーでコンスタントにゲインを重ねたいところです。

また、特にこのデータによると、バッカニアーズRB Ronald JonesはTackel間のインサイドのランが得意とのことなので、相性は良いのではないでしょうか。

また、このインサイドのランでテンポを作ることが出来れば、Bradyの得意なPAのパスに繋げることが出来ます。やはり、バッカニアーズオフェンスの鍵の一つは、このインサイドのランになりそうです。

 

CBのマンツーマン / Flat Zone

もう一つの「読みやすい部分」がCBのマンツーマン / Flat Zoneだと思います。チーフスのパスカバーでは、SFは頻繁にディスガイズしますが、CBはマンツーマンのカバーをすることが多いです。

そこで、バッカニアーズWRのMike Evans、Chris GodwinらがチーフスCBの1on1に勝つことができれば、ここが狙い目となるはずです。また、ダブルムーブのパスコースや、mesh、パック+アクロスパターンなど対マンツーマンアサイメントも有効かもしれません。

また、チーフスディフェンスは積極的にブリッツをかけてくるので、アンダーゾーン、特にFlat Zone(大外のアンダーゾーン)のパスカバーが手薄になります。そのため、Speed Outなどタイミングのショートパスも狙い目なのではないかと思います。

チーフスディフェンスのパスラッシュは脅威なので、このショートパスでどれだけコンスタントにゲイン出来るかもバッカニアーズオフェンスの鍵の一つになると思います。

 

実は、レギュラーシーズンのチーフスvsバッカニーアーズ戦において、バッカニアーズオフェンスは特に後半、上記2点の狙い目を上手く突いてチーフスを追い上げていました。したがって実績もあるので効果的な狙い目だと思います。もちろん、チーフスも例えばインサイドのGAPにブリッツを入れてランを止める、SFをFlat Zoneへインバートさせるなどの対策を用意してくる可能性があります。そうなれば試合中にどれだけアジャスト出来るかも重要になります。

 

VS チーフスオフェンス

最強チーフスオフェンスをいかに抑えるかが、最大の課題です。

チーフスオフェンスの最大の特徴は、個々の選手の能力の高さです。特にWR Tyreek HillとTE Travis Kelce、QB Patrick Mahomesはチート級ですが、その他のサポートキャストも十分ハイレベルです。そのような強力なこの選手の集まるチーフスオフェンスは、多種多様な攻め手を持ち、ディフェンスからすれば的を絞ることが出来ません。

そのため、このようなチーフスオフェンスを抑え切ることははっきり言って不可能に近いです。そこで、「抑え切る」のではなく、「被害を最小限に抑える」ことを目指すべきです。そのためには以下のポイントが重要になるのではないでしょうか。

 

1発TD、ビッグゲインを抑える

オフェンス力のあるチームに対しては、とにかくビッグゲインを防ぐこと、すなわち刻ませることで攻撃回数を増やして、ロースコアゲームに持ち込むのが定石です。当たり前ですが、攻撃回数が増えれば失敗する確率も高くなります。特にパス中心のオフェンスは顕著です。ですから、刻ませることが大切なのです。それはチーフスに対しても例外ではありません。ただ、チーフスは個々の選手の能力が高すぎるのでそれが難しい訳ですが…。

したがって、バッカニアーズは2Highなどリスクの低いディフェンスを敷くのが良いのではないでしょうか。特にRSの対戦ではTyreek Hillとの1on1でかなりやられていたので、ここの対策は必須です。とはいえ、抑えるのは難しいでしょうから、いかに被害を最小限に抑えるかが重要です。すなわち1発TDやビッグゲインをなるべく減らせればベストくらいの感覚です。

 

レッドゾーンは死ぬ気で守る!

要はTDを取らせなければいいんです。当たり前ですが、TDに近づくほどディフェンスが守るべきスペースが狭くなりますからオフェンスとしては攻めづらくなるとも言えます。ですから、レッドゾーンで粘り強く踏ん張るのが唯一の手かなと思います。まあFGに抑えられれば儲け物くらいの感覚でやれば十分です。

 

パスラッシュ

チーフスオフェンスの中で唯一狙えるポイントを挙げるとすれば、OL、特にOTです。チーフスOLはそこまで強いとは言えません。

また、両OTは怪我により控えの選手が出場することになります。対するバッカニアーズの両EdgeはJPPとBarrettと非常に強力です。また、IDLにもSuhがいます。強力なDLが揃っているので4men rushでもプレッシャーはかかるのではないかと思います。ただ、去年の49ers戦を見れば分かりますが、プレッシャーをかけたとてオフェンスを止められるかは別問題です…。

なぜなら、QB Mahomesのパスラッシュをかいくぐる能力がずば抜けているからです。上手くかわしたりポケット外に逃げたりしてパスを決めてきます。化け物です。ただ、Mahomesはポケット内に留まり続けることが好きでないように思います。最初のカバーで空いていないときや、プレッシャーがかかった時は自らポケット外に出ることでディフェンダーやターゲットとの位置関係を動かしてプレーを立て直そうとします。逆にポケット外に逃げられないチェックダウンに投げはことが多い気がするので、ポケット内に留められるのはMahomesにとってストレスになると思います。そこで、両Edgeがプレッシャーをかけつつ、IDLもしっかり押し込むことでMahomesがステップアップするスペースを潰すことが重要です。

 

正直vsチーフスオフェンスに関しては気持ち的な部分ばかり書いてしまいました笑。ただ、それだけ止めるのは厳しいです。

 

まとめ

やはり下馬評の通り、最強オフェンスを誇るチーフスに勝つのは容易ではありません。実力的に順当に考えれば、チーフスが勝利するでしょう。しかし、バッカニアーズは強力なディフェンスを持つので、十分勝機はあります。また、バッカニアーズにはあのBradyがいますし何が起こるかわかりません。ぜひバッカニアーズに優勝してほしいです!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Go! バッカニアーズ

 

 

 

 

 

 

【アメフト初心者向け!】アメフト観戦のための最小限のルール!!

最近新しいスポーツを観戦したい!そんな方にオススメしたいのがアメリカンフットボール、いわゆるアメフト !!アメフトの魅力は、頭脳戦ながらもダイナミックなところ!頭脳戦と肉体戦のどちらも必要になります!

「でもアメフトって難しいんでしょ〜」というそこのあなた!ソンナコトナイヨ!今回はアメフト初心者の方に、アメフト観戦に特化した説明•解説をしていきたいと思います!

 

 

アメフトの3つのポイント!

細かいことを話していく前に、まずこれさえ知っていれば大丈夫というポイントを3つ挙げます。

1. ボールをエンドゾーンまで運んだら6点!(タッチダウン

2. 選手がセットして掛け声で攻撃スタート。タックルされたら攻撃終了!

3. 4回以内の攻撃で10yd進めなかったら攻守交代!

まだ何をいってるか分からないと思うので、以下で説明していきます!

 

アメフトのフィールド

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まず、アメフトについて色々説明する前にフィールドについて説明します。アメフトのコートはこんな感じ。まず、フィールドの両端にエンドゾーンと呼ばれるものがあります。この図だと濃い緑になっているところがエンドゾーン!ここにボールを運べばタッチダウンになります。このエンドゾーンは10ヤードの幅があります。(アメフトの基本単位はヤード。)そしてエンドゾーンの奥の中央にはゴールポストがあります。次にタッチダウンからタッチダウンの間の長さは100ヤードあります。

ここで、覚えておきたいのが地点の表し方です。地点は両チームのエンドゾーンから10ヤード、20ヤード…と数えていき、50ヤードの地点でぶつかり合うことになります。この50ヤードより手前、つまり自チーム側を自陣、50ヤードより奥の相手チーム側を敵陣と呼びます。したがって自陣○ヤード地点、敵陣○ヤード地点といった形で表されます。上の図の赤チームの視点に立つと、右から順に自分たちのエンドゾーン、自陣10ヤード、20ヤード…、50ヤード地点を超えると敵陣40ヤード、30ヤードと続いて最終的に相手チームのエンドゾーンに至るわけです!

より厳密には他にもハッシュなど細かい要素があるのですが、正直初心者さんが観戦する上ではほぼ支障が無いので割愛させていただきます。

 

アメフトってどんなスポーツ?

アメフトは、ボールを相手チームのエンドゾーンまで運ぶスポーツです!相手チームのエンドゾーンまでボールを運ぶとタッチダウンと呼ばれ6点獲得できます。つまり、アメフトはこの100ヤードのフィールドの中で、ボールをエンドゾーンまで運んでタッチダウンを目指しながら、相手にはタッチダウンをさせないようにするスポーツです!

そして、アメフトには攻守の概念があります!タッチダウンを目指す側が攻、アメフトではオフェンスと呼び、相手に得点されないように守る側をディフェンスと呼びます!つまり、サッカーやバスケのように常に攻めたり守ったらするのではなく、野球と同じようにターン制で常に「オフェンス vs ディフェンス」になります!

 

どうやってボールを運ぶの?

ボールを運ぶ方法は2種類あります!1つはボールを持って走る方法!これをアメフトではランと呼びます!

ランはこんな感じで一気に駆け抜けていきます!

そして、もう一つの方法が、ボールを投げる方法!これをアメフトではパスと呼びます!アメフトはラグビーと似ているとよく言われますが、ラグビーと違ってアメフトではパスを前に投げることも出来るんです!

こんな感じで遠くから一気にタッチダウンできます!このようにアメフトでは、ランとパスを駆使してタッチダウンを狙います!

 

ここがアメフトのポイント!攻撃って何?

このポイントさえを抑えればアメフトが一気に分かるようになると思います!

アメフトは攻撃を行なって、ちょっとずつボールを進めながらタッチダウンを狙います!例えるなら、双六で1マスずつゴールを目指していくような感じです!では、具体的に攻撃がどのようにおこなわれるかというと、こんな感じです。

まず選手がフィールドにセットします。そしてオフェンス(攻め)チームの掛け声で攻撃が始まります。オフェンスはボールを持って走ったり、ボールを投げたりしてボールを前に運びます。そうして運んでいる際、ボールを持っている選手がディフェンス(守り)チームの選手からタックルされて地面に倒れると一旦プレーが止まります。ここまでが一回の攻撃となります。まとめるとこんな感じ。

選手がセットして、オフェンスの掛け声で攻撃スタート

    ↓

オフェンスが走ったり投げたりしてボールを運ぶ

    ↓

ボールを持っている選手がディフェンスにタックルされて、地面に倒れると攻撃終了

攻撃が終了すると、倒れた地点から同じように次の攻撃が行われます。つまり、

選手がセットして、オフェンスの掛け声で攻撃スタート

    ↓

オフェンスが走ったり投げたりしてボールを運ぶ

    ↓

ボールを持っている選手がディフェンスにタックルされて、地面に倒れると攻撃終了

    ↓

倒れた地点に、選手がセット。オフェンスの掛け声で再び攻撃スタート

    ↓ 

オフェンスが走ったり投げたりしてボールを運ぶ

    ↓

ボールを持っている選手がディフェンスにタックルされて、地面に倒れると攻撃終了

このように、攻撃を繰り返して、少しずつ進みながらタッチダウンを目指していくわけです!ちなみに、ボールを持っている選手が倒れていなくても、その選手がフィールドの外に出た場合はその出た地点でその攻撃が終了します(アウトオブバウンズ)。またパスの場合は、失敗するとその時点で攻撃終了になり、次の攻撃は前と同じ地点から開始されます。(パスは失敗したらボールを進めることはできない。)

 

何回でも攻撃していいわけではない!攻撃権って?

アメフトは倒されたらその地点から再び攻撃が開始されます。もし何回も攻撃できたらほぼ確実にタッチダウンできることになってしまいますよね。双六でも、もし同じ人がゴールするまで連続でサイコロを振れるとしたら、つまらないですよね。ですから、アメフトも攻撃できる回数がちゃんと決まっています!では何回かというと、4回です!意外と少ないですねー。この攻撃できるチャンスのことを攻撃権、あるいは英語でdown(ダウン)といいます。そして、1回目の攻撃を1st downといい、2回目は2nd down、3回目なら3rd down、4回目なら当然4th downといいます!ここでこんな疑問浮かんだ人いるんじゃないでしょうか?「4回でタッチダウンすんのむずくない?」そうなんです、先程説明したように、エンドゾーンから反対のエンドゾーンまでの距離は100ヤードあります。そんな距離を4回でボールを運ぶのは至難の業です。だから、攻撃権は再び獲得できるんです!どういうことかというと、アメフトでは最初の攻撃地点(1st down開始地点)から10ヤード以上進むと再び1st downから4回攻撃することができます!これを1st down獲得、あるいはフレッシュといいます!また、オフェンスは10ヤード進んで1st down獲得するとその地点から再び攻撃することになりますが、1st downを獲得した地点から10ヤード以上進むと同じように再び1st down獲得となります。

ここで、具体例を挙げてみましょう。例えば、オフェンスが自陣30ヤード地点から攻撃を開始したとしましょう。そして以下のようにオフェンスしたとします。

自陣30ヤード地点から1st down(1回目の攻撃)。ランで3ヤードゲイン。

     ↓

自陣33ヤード地点から2nd down。再びランで3ヤードゲイン。

     ↓

自陣36ヤード地点から3rd down。今度はパスで4ヤードゲイン。

ここで、1st down開始地点(自陣30ヤード地点)から10ヤード進んだことになるので、1st down獲得となります!そしてこの自陣40ヤード地点より再び1st downから4回攻撃することができるようになります!

また、別の場合の例として、同じように自陣30ヤード地点から攻撃を開始し、1st downの攻撃でロングパスが成功し、一気に30ヤードゲインしたとします。この場合も1st down開始地点から10ヤード以上進んだことになるので、敵陣40ヤード地点より再び1st downの攻撃となります。

このようにオフェンスはこの1st down獲得を繰り返して攻撃を続けて、TDを目指していくことになります。逆に4回の攻撃で10ヤード以上進むことができなかった場合、攻守交代となります。

 

本当は4回攻撃できるけど…。パントって何?

ここまでで説明した通り、オフェンスは4回攻撃を行うことができます。したがって4回の攻撃で10ヤード以上ゲインし、1st down獲得を目指すことになります。しかし、実際の試合ではこの4回目の攻撃が行われることはほとんどありません。どういうことか?

例えば、以下のようなオフェンスだとします。

自陣30ヤード地点から1st down(1回目の攻撃)。ランで3ヤードゲイン。

     ↓

自陣33ヤード地点から2nd down。再びランで3ヤードゲイン。

     ↓

自陣36ヤード地点から3rd down。今度はパスを試みるもパス失敗。

ここで、パス失敗の場合はゲインが無いので、次の攻撃は自陣36ヤード地点から4th downとなります。この4th downの攻撃で4ヤード以上ゲインできれば1st down獲得となります。ただし、ここで考えなければいけないのは1st downを獲得できなかった場合のことです。1st downを獲得できなかった場合、攻守交代となりますが、この際続く相手チームの攻撃はこの攻守交代が行われた地点から始まります。先程の例で1st downを獲得できなかった場合は自陣36ヤード地点から相手の攻撃となり、よりタッチダウンに近い地点からの攻撃となってしまいます。つまり、4th downは失敗した時のリスクが非常に高いという訳です。(ちなみに、4th downにふつうに攻撃を行うことを4th downギャンブルと呼ぶことが多いです。まさにギャンブルって訳ですね。)そこで、ふつう4th downの場合はパントが行われます!ざっくり簡単に言うと、パントとはボールを遠くに蹴り飛ばして陣地の回復を行いながら、攻守交代をすることです!パントによって蹴られたボールがフィールドの外に出た場合や、パントをしたチームの選手が抑えた場合はその地点から相手チームの攻撃となります。また、相手チームの選手は蹴られたボールをキャッチして走ることもできます。この場合、この選手がタックルされて倒れた地点からその選手のチームの攻撃となります。

パントはこんな感じです。このようにパントが上手くいくと、次の相手の攻撃をかなり奥から始めさせることができます。

まとめると、パントとは4回目の攻撃権を放棄するかわりに、リスクの少ない攻守交代を行うというものです。

 

ディフェンスのビッグプレー!ターンオーバー!

ここまでで、攻守交代が起こるのは4回の攻撃で1st downを獲得できなかった場合とパントをした場合だというのは分かっていただけたかと思います。しかし、攻守交代が起こるのはこれだけではありません。ここで説明するのは、ディフェンスのプレーによって起こる攻守交代、いわゆるターンオーバーについてです!

ターンオーバーとは、一般的にディフェンスがオフェンスからボールを奪うことで起こる攻守交代のことを指します。ターンオーバーはディフェンスのビッグプレーです!ターンオーバーには2種類あります。1つ目がインターセプトです!インターセプトとは、オフェンスチームの投げたボールをディフェンスチームの選手がキャッチすることです!オフェンスチームのパスをディフェンスの選手が横取りしてしまうわけです!ボールをとった選手はそのまま走ることができ、その選手がタックルされて倒れた地点からその選手のチームの攻撃が開始されます。さらにタックルされずにそのままエンドゾーンに運んだ場合はタッチダウンインターセプトリターンタッチダウン、Pick6と呼ばれることが多いです。)となり、6点を獲得できます!例えば下の動画ような感じです。

ターンオーバーの2つ目はファンブルリカバーです。ファンブルリカバーとは、オフェンスチームの選手が落とした(ファンブルした)ボールをディフェンスの選手が確保することです。この場合もリカバーした選手はそのまま走ることができ、その選手がタックルされて倒れた地点からその選手のチームの攻撃が開始されます。また、そのまま走ってタッチダウンすることもできます。

このようにアメフトでは、ディフェンスはただ守るだけではなく、ターンオーバーで一気に流れを変えたり、得点をすることもできるのです!

 

タッチダウンだけが得点じゃない!FGとTFP

アメフトの得点方法の代表はタッチダウンです。これは先ほども説明した通り、相手のエンドゾーンにボールを運ぶことで、6点を獲得できます。しかし、得点の方法はこれだけではありません。例えばフィールドゴール(FG)があります。これはボールを蹴ってエンドゾーン奥にあるゴールポストの間に入れば3点を獲得できるというものです。

また、もう一つ重要な得点として、トライフォーポイントTFP)が挙げられます。これは簡単にいうとタッチダウンした後に与えられるボーナスチャンスのようなものです。タッチダウン後に決められた地点からFGを成功させると1点、あるいは決められた地点から一回だけ攻撃を行い、TDを取ることができたら2点獲得できるというものです。キックかTDかはどちらか好きな方をオフェンス側が選ぶことができます。

他にも得点方法としてセーフティーというものがあります。これは相手オフェンスを相手のエンドゾーン内まで押し込み、エンドゾーン内でタックルすると2点獲得できるというものです。(超ざっくり説明してます。)まあセーフティーは頻度が多くないので頭の片隅に入れておくだけで十分です。大事なのはFGとTFPです!

 

時間を制するものが試合を制す!試合時間(ゲームクロック)について

アメフトの試合において、時間は非常に重要な要素となります。そこで時間について説明します!

まず、試合時間について、いわゆるゲームクロックと呼ばれたりしますが、15分を1クォーターとして4クォーター行われます。第1・2Qが前半、第3・4Qが後半になり、その間にはハーフタイムがあります。また、それぞれクォーターが変わるとテニスのコートチェンジのように、それぞれのエンドゾーンが入れ替わります。

つまり、アメフトの試合は1クォーター15分×4で60分となります。しかし、ここで重要なのがこの時間(ゲームクロック)は止まることがあるということです!サッカーのように45分キッカリ測ってロスタイムという形ではありませんので、試合は必ずしも60分で終わるとは限りません。というよりも60分で終わることなどまずあり得ません。だいたいNFLだと平均120分から150分くらいかなと思います。

では、どんな時に時間が止まるのでしょうか。時間が止まるのは以下のような場合です。

 

1. 得点が入った後

タッチダウンやFGの後は、キックオフによって試合が再開し、ボールが相手に渡るまでは時計が動きません。つまりタッチダウン後のTFPの際にも時計は動きません。

 

2. 攻守交代時

攻守交代となった場合は、攻守交代して相手のオフェンスが開始されるでは時間は動きません。例えば、4th downギャンブルに失敗した場合、そこで攻守交代となるので時計が止まり、相手チームのオフェンスの1st downのプレーが開始されたら再び時計が動き始めるといった感じです。

 

3. 怪我人が出た時

救護のために時計が止まります。

 

4. 反則があった時(イエローフラッグが投げられた時)

反則があった場合(あったと思われる場合)には審判がイエローフラッグを投げます。この時時計は止まります。その後反則についての取り扱いが終わり、次のプレーが開始されると時計は再び動きます。

 

5. ボールを持った選手がサイドラインの外に出た時

この場合時計が止まり、次のプレー開始で時計が再び動き始めます。

 

6. パス失敗時

この場合も時計が止まり、次のプレー開始で時計が再び動き始めます。

 

7. スパイクした時

スパイクとは、時計を止めるためにあえてボールを地面に投げ捨てることです。この場合パス失敗となるので時計を止めることができますが、攻撃権を一つ失うことになります。

 

8. タイムアウトチームタイムアウト)をとった時

(チーム)タイムアウトとは、強制的に「時計を止める」ことです。わかりやすくいうと「タイム」とか「タンマ」といった感じですかね。レフェリーによって時計を止めるレフェリータイムアウトと区別して本来はチームタイムアウトと呼ばれますが、ふつうタイムアウトとはこのチームタイムアウトを指すことが多いです。

タイムアウトは各チーム前半後半それぞれ3回ずつ使うことができます。タイムアウトはいつでも使うことができ、使うと90秒間時間を止めることができます。

 

ここまでで時間がどんな時に止まるのかを説明しました。さて、最初にアメフトは時間が重要な要素だと言いましたが、その理由は、アメフトでは選手側がある程度時間をコントロールすることができるからなのです。どんなに強いオフェンスが出来ても、時間が足りなければ得点をすることができません。ですから、アメフトの試合では時間を上手くコントロールすることが必要不可欠なのです。特に前後半の終盤になると時間の駆け引きが行われます。例えば、負けているチームがオフェンスをする場合、時間を止めたいので、タイムアウトを使ったり、スパイクをしたり、またボールを持った選手がサイドラインの外に出ようとしたりします。逆に勝っているチームがオフェンスをする場合は、時間を流して試合を終わらせたいので、ランで時間を使ったりします。

このような時間の駆け引きもアメフトの魅力の一つです!

 

もう一つの「時間」!プレークロック!

プレークロックとは、プレーとプレーの間の時間と言っていいでしょう。アメフトでは一つのプレーが終わると、次のプレーを40秒以内に始めなければいけません。つまり、この40秒間でハドル(作戦タイム)を行い、セットを終わらせてプレーを始める必要があります。また、このプレークロックはゲームクロックと連動しています。そのため、例えば残り時間が少ない状況で負けているチームがオフェンスする場合は、このプレーとプレーの間の時間をなるべく短くしようとしますし、逆に勝っているチームはこの40秒を目一杯使って次のプレーを始めます。

 

実際の試合の流れ

最後に、試合の流れについてです。まず両キャプテンのコイントスによって先攻•後攻を決めます。そして、キックオフによって試合が開始されます。(ちなみにキックオフについて詳しく説明しませんでしたが、タッチダウンTFP、あるいはFGなど得点が入った後も大体キックオフによって試合が再開され、続く相手チームの攻撃となります。)その後はここまでで説明したように両チームが攻めたら守ったりして競技が行われます。

 

まとめ

今回、初心者向けのアメフト観戦のために知っておくべきルールを解説しました。ここではアメフト観戦をするための最小限のルールをまとめました。したがって実際はもっと多くの細かなルールもありますが、全て割愛しました。しかしここにまとめたルールを知っていればアメフト観戦は楽しめるはずです!もう少し細かいルールはまた機会があれば書きます笑。ぜひ初心者の方にもアメフトが広まって欲しいなと思います!

それでは今回はここら辺で終わりです!最後まで読んでいただきありがとうございました!それでは!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020 Playoff Conference Championship 勝敗予想

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ついに、プレーオフも大詰め!カンファレンス•チャンピオンシップが行われます!日程はこんな感じです!

NFCチャンピオンシップゲーム】
15時05分(日本時間5時05分、以下同)
タンパベイ・バッカニアーズ vs グリーンベイ・パッカーズ
会場:ランボー・フィールド(ウィスコンシン州グリーンベイ

AFCチャンピオンシップゲーム】
18時40分(8時40分)
バッファロー・ビルズ vs. カンザスシティ・チーフス
会場:アローヘッド・スタジアム(ミズーリ州カンザスシティ

NFLがカンファレンスチャンピオンシップラウンドの日程を発表 | NFL JAPAN.COM

このチャンピオンシップゲームの勝者が、Super Bowlへの切符を手にします!今回はこのチャンピオンシップゲームの勝敗を私見ですが予想していきたいと思います!

 

 

バッカニアーズ vs パッカーズ

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予想 : パッカーズ勝利

これまたBradyとRodgersのベテランQB同士の対決ですね。

パッカーズのオフェンスは本当に素晴らしいです。こう言うとなんか軽く聞こえてしまいますが、リーグトップのラムズディフェンスを崩したゲームプランや戦略を持ち、さらに加えてRodgersやWR Davante Adamsなどの個の実力を伴っており、パッカーズオフェンスを止めるのはとても一筋縄ではいきません。対するバッカニアーズディフェンスも非常に強力ですが、パッカーズは先週と同じようにRPOなどを使いながら攻めてくると考えられ、これを止めるのはそうそう容易ではありません。一方で、パッカーズのディフェンスは付け入る隙がありそうです。昨週のラムズ戦を見ても、割と簡単にゲインされています。バッカニアーズは得意のランなどで確実にゲインし、得点を重ねていきたいところです。したがって、この試合は総じて殴り合いの展開になると思います。

そんな中でも、私はこの試合はパッカーズが勝利すると予想します。いくらバッカニアーズディフェンスが強いと言えど、パッカーズオフェンス、ひいてはRodgersを抑えることは難しいのではないでしょうか。ただ、バッカニアーズディフェンスが昨週のようにディフェンスでのビッグプレーを連発すれば十分勝機は見えてくるでしょう。

 

ビルズ vs チーフス

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予想 : ビルズ勝利

こちらは若手エースQB対決ですね!どちらも攻撃力の高いチームですが、どういった試合展開になるのでしょうか。

まず何より注目なのが、Mahomesがどこまでの力でプレー出来るかです。やはり先週の脳震盪があるので、なるべくMahomesを無理させないプレーコールになるのではないでしょうか。また、先週の試合でも足を痛めているようでした。Mahomesの強みの一つは、プレッシャーがかかってもポケット外を自在に動きながらターゲットにパスを通すことが出来る点です。脳震盪や足の怪我はこうしたプレーに影響が出るかもしれません。とはいえ、今のMahomesやチーフスの戦力を考えれば、ポケット内からのパスだけでも十分脅威です。対するビルズディフェンスは、コルツ戦、レイブンズ戦とラン主軸の相手に対してはブリッツを仕掛けるなど、上手くアジャストしていました。その点チーフスはラン、パスと多様な攻め手を持っているので、そのような相手に対してどこまでアジャスト出来るのか注目です。

一方で、ビルズオフェンスはAllenやDiggsらの圧倒的な個人技によって支えられています。圧倒的な個人技だからこそ、一筋縄なパスカバーでは止めることができません。まさに「策を凌駕する武」ですね!もちろんDiggsだけでなく、BeasleyやJohn Brownなどの優秀なターゲットが揃っています。ただ、レイブンズ戦を見たところ、マンツーマンのハードなパスカバーには苦戦しているように見えました。その点チーフスディフェンスのパスカバーは、SFのディスガイズではめるゾーンカバーが多いので、どうなるのでしょうか。また、チーフスディフェンスはランに弱いので、あえてランで攻めるというのも面白いかもしれませんね。Allenのランは使い所によっては強力な武器になるかもしれません。

そんな両者の対決ですが、私はビルズが勝利すると予想します。攻守ともに勢いがありますし、Allenがやってくれそう笑。正直確たる根拠は無いのですが、ビルズが勝つのではないかなと思います!

 

まとめ

ついに今日Super Bowlに出場するチームが決まります。

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どの組み合わせになっても本当に面白そうな試合ですね!どの組み合わせになるのか楽しみです!

 

今日はここらへんで!最後まで読んでいただきありがとうございました!ではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

2020 Playoff Divisional Round 振り返り2

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今週末、プレーオフの2回戦であるディビジョナルラウンドが行われました。今回は2日目の試合について同様に振り返っていきたいと思います。

 

1日目の試合についてはこちら。

jacoby-colts.hatenablog.com

 

 

ブラウンズ vs チーフス

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ブラウンズ 17 - 22 チーフス でチーフス勝利!

当初はオフェンスの殴り合いになると予想していましたが、思ったよりロースコアになりました。また最後まで結末が分からない、白熱した接戦となりました。ただ、チーフスQB Mahomesが脳震盪で途中退場しており、病状が心配です。

これまであまりチーフスの試合を見ていないのでこれまでのことは詳しく分からないです。と前置きしたうえで、この試合のチーフスオフェンスのキーは「ディフェンスの分散」なのではないかなと思います。チーフスは、WR Tyreek HillやTE Travis Kelceといった豪華すぎるタレントが揃っていることは言わずもがなです。こういった強力な選手には当然ディフェンスの意識が集中します。そうすると、他の部分や選手がどうしても手薄になります。また、そういった強力な選手が多いほど、ディフェンスの意識はあっちにもこっちにもといった形で分散させられてしまいます。これが今回私が言いたい「ディフェンスの分散」です。今回の試合を見て、チーフスのオフェンスのプレーはこの要素を取り入れたプレーが多いなと感じました。

また、チーフスのプレーコールは、最初はインサイドのラン、次は大外のパス、その次は中央のミドルゾーンへのパスといった感じで、中と外を交互に狙ったプレーコールになっていました。これ自体は比較的セオリーですが、チーフスがやると効果的ですね。このようにプレーコールにも「ディフェンスの分散」が現れているのではないかと思います。

次にチーフスディフェンスについてです。この試合では5DBのパーソネルが多かったです。(いつもそうなのかもしれない。)パスカバーでは、SFとNCB/Rの役割交換など、ディスガイズを多く行っていました。また、マンツーマンのカバーを多く使用しており、チーフスのハードなパスカバーに前半はブラウンズQB Mayfieldも苦戦していました。しかし後半はピック+アクロスなど定番の対マンツーマンアサイメントを使用され、パスを通されることが多くなりました。一方、チーフスのランディフェンスは課題があるなという印象を受けました。チーフスのDTやNTが押し込まれてしまうため、ブロッカーがLBまで抜けてきて、ランが2列目•3列目まで出されてしまうという場面が多かったです。前半はオープンのランが多く、SF Tyrann Mathieuが楔を打ってなんとか止めていましたが、後半はインサイドのランでズルズル出されていました。このように後半はブラウンズに追い上げられる展開となりましたが、要所で締めてなんとか逃げ切りました。

こうして、ブラウンズに勝利したチーフスですが、いつもより勢いが少ないように感じました。やはりWR Sammy Wawkinsの不在が大きいのかなと思います。またQB Mahomesが試合中足を痛そうにしており、本調子でプレー出来ていなかったのでしょう。

ブラウンズも非常に惜しかったです。ただ、EZ手前のファンブルタッチバックが痛かったです。結果的にはあのプレーによって勝敗が決まることとなってしまいました。

チーフスは来週ビルズと対戦します。どのような試合になるのか気になりますが、まずは何よりMahomesが出場できるかが、1番の注目ポイントになりそうです。

 

バッカニアーズ vs セインツ

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バッカニアーズ 30 - 20 セインツ でバッカニアーズが勝利!

本当に白熱した試合でしたね!スタッツを見ても明らかなんですが、本当に両チームの実力が拮抗していたんですよね。

Buccaneers vs. Saints - Team Statistics - January 17, 2021 - ESPN

バッカニアーズのオフェンスは、ランメインで着実なゲインを重ねていました。QB Bradyも概ね着実なパスを重ねていました。一方、セインツオフェンスは個の力が目立つオフェンスだったかなと。RB KamaraやWRたち、そしてQB Breesも流石でした。あとは、このスペシャルプレーも面白かったです!

セインツディフェンスも個の力が目立ちました。セインツディフェンスは2Highメインで、カバーもほとんどマンツーマンでした。CB LattimoreやSF Malcolm Jenkinsが特に良かったです。ただ、2Highなのでどうしてもランは出されやすかったかなという印象です。外に楔を打つ人がいないので、RBのカットバックやアウトカットでゲインされてた場面が多かったように思います。一方、バッカニアーズディフェンスはセインツディフェンスと対照的で、多種多様なディフェンスでした。体型は3-4と4-3Nickelが使用されていましたが、とある方から3-4でもパスシチュエーションでは4-3Nickelになることが多いと教えてもらい、なるほどと思いました!この試合もそんな感じの使い分けがなされていたのだと思います。2HighやSingle High両方使用されており、パスカバーもゾーン、マンツーマンなど様々なカバーが使用されていました。またバッカニアーズディフェンスは、特にILB Davin WhiteなどFrontが強力でしたし、2年目のDB Sean Murphy-Buntingも素晴らしいプレーを披露していました。

両チーム実力が拮抗していたのですが、試合を分けたのは4回のターンオーバーだと思います。バッカニアーズは3回のINTと1回のファンブルリカバーで、モメンタムを奪い返して一気に勝負を決めました。本当にディフェンスをはじめ、バッカニアーズは勢いもあり、勝負強いなと思いました。

逆にセインツからすると、やはり要所での勝負弱さが出てしまった形となってしまいました。

そして、BradyとBreesという2人のQBについて、この2人は本当に対照的ですね。Bradyは、SB常連だったペイトリオッツのQBとして何度もポストシーズンを勝ち抜いてきました。そして今年バッカニアーズに移籍しましたが、移籍した途端去年までプレーオフ戦線外だったバッカニアーズが飛躍し、チャンピオンシップ進出が決定しました。一方で晩年のブリーズは、毎年「セインツはSB出場するのでは」と言われながらも、ポストシーズンではどうしても勝ち進めずにいました。なんとも言えないですね。

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来週バッカニアーズパッカーズと対戦です。再びベテランQB同士の対戦となります。また、バッカニアーズディフェンスとパッカーズオフェンスの対決も楽しみです!

 

まとめ

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来週はいよいよチャンピオンシップラウンドです。来週SBに出場するチームが決まります!どのチームが出場してもおかしくないので、本当に楽しみです!

今回はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

2020 Playoff Divisional Round 振り返り1

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今週末、プレーオフの2回戦であるディビジョナルラウンドが行われました。今回は1日目の試合について簡単に振り返っていきたいと思います。(今回は勝利のポイントや戦術的な部分をいつもよりちょっと深めに掘り下げてみました。)

 

 

ラムズ vs パッカーズ

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ラムズ 18 - 32 パッカーズパッカーズが勝利!

終始パッカーズがオフェンスでラムズを圧倒する展開でした。この試合のラムズのトータル獲得ヤードが244ydsなのに対し、パッカーズは484ydsと2倍近くです。

パッカーズは本当にオフェンスが上手かったなという印象。上手いというのは選手の実力もそうですが、ゲームプランやアサイメント、プレーコールが絶妙でした。パッカーズは試合前半はランでゲインを重ねました。ラムズディフェンスは2Highをメインとしており、少ない人数でランを守っているという特徴がありました。それでもDT Aaron Donaldを中心とした強力DLでランを止めていました。しかし、この試合では、パッカーズはOLがラムズDLを無力化した上、RPOなどでLBを外に広げたことで、ランを出し、オフェンスのテンポを作りました。

後半、ラムズはランディフェンスの人数を多くしましたが、これに対してパッカーズは待っていましたと言わんばかりに58ydsのロングパスを成功させ、TDを獲得しました。このように、パッカーズはランに割ける人数が少ないというラムズディフェンスの弱点を上手く突いたゲームプランで試合の主導権を握ったことで勝利に繋がりました。ただ、これはDLを無力化できなきゃ成り立たないプランなので、パッカーズのOLの強さが光りました。また、パスプロテクションにおいてもラムズDLをサック0に抑えています。そして、パッカーズQB Aaron Rodgersも絶妙なプレーを連発し、実力の高さを改めて見せつけられました。

また、パッカーズオフェンスのアサイメントもよく工夫されていました。

例えばこのプレーは、モーションをさせることでラムズCB Ramseyのマンツーマンを振り切っています。上手い!

一方、パッカーズディフェンスは少しやられた印象です。ラムズQBゴフの調子が良かったこともありますが、少しパスでゲインされてた印象です。とはいえ要所で締めていました。

パッカーズは選手•スタッフ双方の実力を併せ持った、第1シードに相応しい総合力の高さが光りました。来週はこれまたディフェンスの良いバッカニアーズが相手です。バッカニアーズ相手にどのようなオフェンスを展開するのか楽しみです。

 

レイブンズ vs ビルズ

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レイブンズ 3 - 17 ビルズでビルズが勝利!

この試合は思った以上にロースコアゲームになって驚きでした。両チームとも非常に良いディフェンスでした。レイブンズディフェンスがビルズを抑えるのはある程度予想していましたが、ビルズディフェンスがレイブンズのオフェンスをたったの3点に抑えるとは思いもしませんでした。

ここまでビルズディフェンスがレイブンズのオフェンスを抑えられたのは、以下の2つの要因だと考えています。

まず1つ目は、ビルズのDLがレイブンズのOLを押し込み、LOSを割っていけたことです。レイブンズのオフェンスはよくGやOTが飛ぶ(プルアウトやキックアウトする)という特徴があります。それゆえにダブルチームを組みづらく、OLとDLの1対1のブロッキングが多くなります。そうした際に、ビルズのDLがレイブンズのOLを押し込んだり、LOSを割っていったりしたことで、レイブンズのプレーに対してLOSの奥でプレッシャーをかけることができました。また、パスラッシュでもかなりプレッシャーをかけており、レイブンズオフェンスを苦しめました。

2つ目の要因は「攻めのディフェンス」です。この試合では、ビルズディフェンスは1列目の人数を増やしたり、積極的にブリッツをかけたりと、前々のディフェンスを多く敷いていました。

ランを止めるためには前に人数を増やす、というのがディフェンスの定石です。一方で前に人数を増やせば、パスを通されやすくなるリスクも生じます。ビルズはこの「攻めのディフェンス」により、パスは多少通されましたが、レイブンズの主軸のランをしっかりと止めて、ランを打ちづらくさせました。そうなると、レイブンズはパスを選択せざるを得なくなりましたが、QB Lamar Jacksonはパスでヤードを刻むのが得意ではなく、ビルズDLのプレッシャーもあり、パスでゲインを重ねることが出来ませんでした。その結果レイブンズオフェンスはジリ貧となってしまいました。さらに、EZ手前のPick6で勝負をほぼ決定付けました。

ビルズオフェンスは、前半はレイブンズのマンツーマンのハードなパスカバーにかなり苦戦していました。しかし、そんな状況でもQB Josh Allenが冷静にプレーを続けて、後半序盤のシリーズで追加点の獲得に成功しました。

この試合は、ビルズディフェンスのランファーストのゲームプランが大きな勝因となりました。前回のコルツ戦も同じくランファーストのディフェンスで勝利に貢献しています。一方で、来週はパス主体のチーフスが相手です。パス主体の相手にはビルズディフェンスがどのようにアジャストするのか楽しみです。

 

まとめ

今回は、ディビジョナルラウンドの1日目の試合について、少し掘り下げながら振り返りました。次回は残りの2試合を取り上げようと思います。

それでは今日はここらへんで。最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまた!

 

 

2020 Playoff Divisional Round 勝敗予想!

ついに今週末には、プレイオフの第2回戦であるディビジョナルラウンドが行われます。

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日程はこんな感じです。

【1月16日(土):日本時間17日(日)】
16時35分(日本時間6時35分、以下同)
ロサンゼルス・ラムズグリーンベイ・パッカーズ

20時15分(10時15分)
ボルティモア・レイブンズバッファロー・ビルズ

【1月17日(日):日本時間18日(月)】
15時05分(5時05分)
クリーブランド・ブラウンズカンザスシティ・チーフス

18時40分(8時40分)
タンパベイ・バッカニアーズニューオーリンズ・セインツ

NFLがディビジョナルラウンドの試合スケジュールを発表 | NFL JAPAN.COM

どの試合も非常に白熱した試合となりそうです!今回はそんなディビジョナルラウンドについて、私見ですが勝敗を予想してみました!

 

ラムズ vs パッカーズ

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予想 : パッカーズ勝利

先週シーホークスを倒したラムズNFC第1シードのパッカーズの対戦です!

パッカーズは、オフェンスのトータル獲得ヤードがリーグ5位、ラン獲得ヤード8位、パス獲得ヤード9位、得点1位。QB Aaron Rodgers、WR Davante Adams、RB Aaron Jonesらが非常に強力です。一方で、ディフェンスもトータル喪失ヤード9位、パス喪失ヤード7位と好成績。パッカーズは隙が少なく、非常に総合力の高いチームです。

一方、ラムズの最大の武器はディフェンス!ラムズディフェンスはトータル喪失ヤードリーグ1位、ラン喪失ヤード3位、パス喪失ヤード1位、失点1位とリーグ最強のディフェンスを誇ります。中でもDT Aaron DonaldとCB Jalen Ramseyはいずれもリーグトップクラスの選手!特にDT Aaron DonaldはDTながらレギュラーシーズンのサック数ランキングで2位の怪物!この試合でもRodgersにプレッシャーをかけるでしょう。一方でラムズオフェンスはディビジョナルラウンドに残っている他チームと比べると見劣りします。やはりQB Jared Goffが怪我もあり、パフォーマンスが安定しないのが大きいです。

そんなこの対決ですが、私はパッカーズ勝利と予想します!Donaldのプレッシャーはありますが、Rodgersがそれを上手くかわしながら、パスを成功させて得点を重ねていくのではないかと思います!

 

レイブンズ vs ビルズ

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予想 : ビルズ勝利

個人的に特に楽しみにしている試合です!

まず、レイブンズについて、オフェンスはラン、パスのバランスの良いオフェンスを展開しています。またレイブンズオフェンスはRead系のランやRPOなどを多用しており、特にQB Lamar Jacksonのランが大きな武器になっています。こうしたレイブンズオフェンスを抑え切るのはなかなか難しいでしょう。一方でレイブンズはディフェンスも強力です!FrontからDeepまで隙がなく、特にMarlon HumphreyとMarcus Petersの両CBが強力です。強力なディフェンスで粘りながら、オフェンスで確実に得点を重ねることができます。総じてレイブンズは堅実な試合運びをすることができますが、逆に大きくリードされるとそれを覆すのは難しいでしょう。

一方でビルズは対照的です。ビルズディフェンスは強くも弱くもなくといった感じです。そんなビルズ最大の武器はパスオフェンスです。特にQB Josh AllenとWR Stefon Diggsのホットラインが非常に強力です。正直2人の個人技頼みである事は否めませんが、逆にいえば相手に多少パスカバーされていても突破できる力があります!まさに「策を凌駕する武」といった感じですね!笑

そんな両者の対戦ですが、私はビルズが勝利すると予想します!やはりQB Allenのパスを抑えることのできるチームはそうそうありません。レイブンズディフェンスは積極的にブリッツをかける傾向にありますが、Allenなら逆に奥へのロングパスを決めてくるのではないでしょうか。こうしてビルズが殴り合いに持ち込んでこの試合を制するのではないかと思います!

 

ブラウンズ vs チーフス

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予想 : チーフス勝利

スティーラーズに大金星をあげて勢いに乗るブラウンズとAFC第1シードのチーフスの対決。

ブラウンズの強みは、RB Nick ChubbとKareem Huntの2人のRB!この2人から繰り出されるランはもちろん強力ですが、パスプレーでも2人の存在感は非常に大きいです。またパスに関しては、QB Baker MayfieldとWR Jarvis Landryとのホットラインがどこまで活躍できるかにかかっています。一方でブラウンズの不安はパスディフェンス。前回のスティーラーズとの対戦でも、パスで攻められてスティーラーズの追い上げを許す展開となりました。

その点、チーフスはトータルオフェンス、パスオフェンスともにリーグ1位!WR Tyreek Hill、TE Travis Kelce はレギュラーシーズンのレシービングランキングでいずれもトップ10に入る強力なターゲット。特にTE Travis KelceはTEながらレシービングランキングで2位にランクインしており、その化け物さがうかがい知れます。そしてQBはビッグプレーメーカーのPatrick Mahomes!豪華すぎるタレントの揃うチーフスオフェンスと殴り合いで勝てるチームはそうそういないでしょう。パスディフェンスがそこまで良くないブラウンズでは、チーフスオフェンスを止めるのは難しいでしょう。ということで、チーフス勝利と予想します!ただ、ブラウンズは今年のプレーオフの台風の目!下剋上を成し遂げる可能性もあり得ると思います!

 

バッカニアーズ vs セインツ

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予想 : バッカニアーズ勝利

この試合も個人的に特に楽しみな試合です。バッカニアーズのTom BradyとセインツのDrew Breesという、レジェンドQB同士の対決となります。すでにレギュラーシーズンでも2回対戦しており、2試合ともセインツに軍配が上がっています。3回目の対戦となる今回はどちらに軍配が上がるのでしょうか。

セインツQBのBreesは絶対に試合を崩さない素晴らしいQBです。そんなBreesやRB Alvin KamaraやWR Michael Thomasを中心としたオフェンスは安定感があります。また、ディフェンスもトータル喪失ヤードリーグ4位、パス喪失ヤード5位、ラン喪失ヤード4位、失点5位と隙のない強さを持ちます。

一方でバッカニアーズディフェンスも、OLB Jason Pierre-PaulやILB Devin White、ILB Lavonte Davidらを擁するFrontが強力で、ラン喪失ヤードはリーグ1位を誇ります!また、オフェンスもWR Antonio BrownやWR Mike Evans、WR Chris Godwin、TE Rob Gronkowski、そしてQB Tom Bradyと、もともと豪華なメンバーが揃っていましたが、ここ最近の試合で彼らがフィットし調子を上げてきています。

この試合を予想するのは本当に難しいですが、私はバッカニアーズ勝利を予想します!セインツは毎年強いと言われながらも、なかなかスーパーボウル出場に手が届いていません。一方で、Bradyはペイトリオッツ時代に何度もスーパーボウルを制覇しており、ポストシーズンでの勝負強さは群を抜いています。実力ではほぼ拮抗している両チームの対決だからこそ、ポストシーズンでの勝負強さが勝敗を分けるのではないでしょうか。

 

まとめ

以上こんな形でディビジョナルラウンドを予想しました。どの試合も改めて白熱しそうです!やはり勝敗予想を予想するのは難しいですね!当たったらラッキー、外れてもそれがNFLの醍醐味ってことで!笑 

今回はここまでです!読んでいただきありがとうございました。